5月25日(土)☀️ 4974歩、筋トレサボり

朝飯は自炊。ご飯。
昼飯も自炊。ご飯。
晩飯も自炊。ご飯。
買い物はスギ薬局と西武で。後日記す。薬代4390円。本屋で1冊買った。1760円。

朝は0時に起きた。風呂に入り、ご飯を炊き、ご飯を食べ、ブログはサボった。5時前に一度寝て、7時に起きるも、また寝る。起きたら8時すぎ。そのまま散歩をサボって支度してスギ薬局に買い物に行った。その後、帰宅してからご飯を作って食べた。

午後はまた西武に買い物に行き、まず本屋で本を1冊買った。また帰宅して、ベランダに出て読書をしていた。

午後3時くらいになったら眠くなったので、すぐ布団に入り、寝る。起きて6時。そこからご飯を食べてさっさと寝た。今日は買い物しかしていないので、歩数がちょっと少なめ。夕方散歩にいこうと思ったが、眠すぎて断念。ではコラムを。

■思考のハギレ(825) 身の程を知ってからが本当の人生

若いときは可能性に満ちているので、自分は何にでもなれると思い込む。それはそれで大事なことでもあるだろう。「中二病」なる言葉が生まれてずいぶんたった。タレントの伊集院光がラジオで使ったのが最初とも言われるが、中学2年生ころに見られる、自己愛に満ちた背伸びした言動をさすようである。まだ身の程をわきまえていない年端のいかない子供だからこそ抱ける妄想というものもある。

「自分も大谷選手のようになれるんじゃないか」「芸能界で活躍できるのではないか」「プロの作家になって活躍したい」。若いうちは成長期であるから、正直、どこまで成長するか予測もつかない。無限に成長するのではないかと思える時期もある。「人盛んにして神祟らず」とも言うが、神様も手出しできないと思うくらいに勢いに乗って成長する時期がたしかに若いころにはある。

しかし、残念ながら、いつかは成長も止まる。この世に無限というものはなく、有限だったと知らされる時がくる。「十で神童、十五で才子、二十歳過ぎればただの人」なんて言われるが、10歳から20歳にかけてのこの落差はすごい。「神童」から「ただの人」へ、評価が大暴落している。しかしこれはほとんどの人が程度の違いこそあれ、同じような暴落を経験することだろう。

作家の筒井康隆さんは、「現代語裏辞典」で「人生」の項にこう説明書きしている。「身の程を知って、夢をあきらめてからが、本当の人生」だと。いわゆる中二病の頃に見ていた夢をあきらめてからが、本当の人生である。派手な、きらびやかな世界で活躍できると思っていたが、それは夢で、そんな能力も素質もなかったと知らされる。そして地味でつまらない世界でしか通用しない自分だと知る。でも、そこからが本当の人生なのである。地味でつまらない世界で、いかに真価を発揮できるか。人生とは、それが試されるところである。