12月6日(水)☁️ 15924歩、筋トレサボり

朝飯は自炊。ご飯。
昼飯も自炊。ご飯。
晩飯も自炊。焼きうどん。
買い物は西武で。後日書く。10時出勤、6時20分退勤。

朝は4時に起きた。風呂に入り、ご飯を炊き、ご飯を食べ、ブログを書いた。寝る時間もなく、7時になっていたので、散歩に出発した。今日も足羽山動物園まで歩いた。天気は良かった。毎日こんな日ならいい。昨日まで落ち葉でいっぱいだった足羽山の道路がある程度きれいになっていた。人の手が加わったのだとすぐわかる。

帰宅して新聞を読んだ。そしてコーヒー、アイスも味わう。9時半になり、アラームが鳴り、そろそろ支度せよとの合図。で、支度して会社へ向かった。最近やたら忙しいな。小生以外が。年末という感じがする。

昼になったら自宅でご飯を食べた。ついでにたくさん配当金が届いていたので、郵便局で受け取ってきた。12月はここまで7社くらい受け取ったか。合計すると45万円以上だろう。ほとんど口座に入れた。あとKDDIがまだだと思う。

午後も仕事。11月の伝票がだいたい終わった。今週は選挙もあるので、バタバタしている。なんとかボーナスの振り込みも終わったので、ひとまず安心。あとは年末調整など。今日は社内で一人インフル感染者が出たので、会社に長居せずにさっさと帰宅した。夕飯を作って食べて、あとは布団に入って動画をいくつか見た。以上で今日は終了。コラムを。

■思考のハギレ(655) 時間を節約すればするほど、生活は痩せ細る

最近は何でも便利になって、楽しみたいものがオンタイムでできるようになってきた。ほしいものはその場でスマホで買えるし、見たい映画もその場でスマホで見られるようになった。過去のテレビだってスマホで探してその場で見られる。知りたいことがあれば動画で検索して、その場でユーチューブで見られる。待つ時間なんていらないのである。

「タイパ」なる言葉ができた。タイムパフォーマンスという意味らしい。コスパ(コストパフォーマンス)は聞いたことがあるが、その時間版である。費やす時間に見合った満足が得られるかどうかを問題にしている。それくらい現代人は時間を大切にしている。というより、世の中が多様化しすぎて、やることが多すぎるのである。映画やドラマも、1・5倍速や2倍速で視聴する時代になった。

昔に比べて、時間の流れかたが早くなってきたと思う。時おり昔のドラマの再放送を見ることがあるが、テンポの遅さが気になってしまう。最近のドラマはテンポが早い。製作サイドも飽きさせないように工夫しているのだろう。しかし、時短のおかげでいろんなことができるようになったというのに、生活は豊かになったという実感はない。むしろ、昔のほうが豊かだったとさえ思える。

ドイツの児童文学作家、ミヒャエル・エンデの「モモ」の中にこんな言葉がある。「時間とはすなわち生活なのです。そして生活とは、人間の心の中にあるものなのです。人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそって、なくなってしまうのです」。たしかにその通りである。人間がタイパを重視し、時間を節約すればするほど、実は心は痩せ細っていくのかもしれない。

物語の中では、モモの活躍によって人類は「時間の花」を取り戻し、豊かな生活を手に入れたはずである。ところが現代は、エンデの時代よりも増して、時間の節約に窮々としている。便利になったはずなのに、人間の心はちっとも豊かになっていない。エンデの理論の対偶をとれば、人間は時間を無駄遣いすればするほど、生活は肥え太ることになる。たまにはタイパなんていうものは考えず、思いっきり時間の浪費をしてみるのはいかがだろうか。