ブロンズ像の造り方 | 標葉工房電脳帖

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舟越保武「道東の四季-春-」が4体もあることを知った。釧路の幣舞橋、岩手県立美術館、箱根美術館、大阪の御堂筋彫刻ストリートの4カ所だ。そのうち御堂筋のは、エスキースつまり下絵のようなもので作者が構想を練る段階で薄衣をイメージする前段階のものである。ブロンズ像だから鋳型があれば何体でもできるということだ。県美術館の学芸員さんに電話したら、何体まで制作するかは、製作者の判断だという。

どんどん増産すれば作者は儲かるだろうねえと山の神さんに言ったら、あーたねえ!それは違うよ、数が増えれば単価が下がるのよ!購入するお方はいいんじゃないの?なるほど自分の浅はかさが暴露した瞬間だった😱

それにしても奈良の大仏から始まり、銅像のこの世になんと多いことか。粘土で型をとり例えば

石膏で型取りし、ブロンズをある厚さで流し込む。その工程の複雑さにはついて行けまへん。