親業、ラスト一回。 | ささよねブログ

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長男出産~次男1歳までの4年間、育児日記中心でしたが、大好きな絵を活かして「絵で伝達力をアップさせるビジュアライザー」として仕事をしたいと思い、ブログリニューアル準備中です♪(ごちゃごちゃでなかなか進まない…)

今日は7回目の親業訓練講座

これを始めてからの、
長男の成長ぶりとか、
私と長男の関係があったかく平穏に改善している様子とか、
たった数週間なのにすごい変化が!


もう、親業があまりにも素晴らしいんだけど、
凄すぎてなかなかどう説明して良いのか分からないので、
ちょっと宿題に書いてみた親業のやり取り
(「能動的な聞き方」と「わたしメッセージ」を使う)を載せてみようと思います♪


●ケース1.出かけている時、すぐに一人で走って行ってしまう(本人はゴードンになったつもりで汽笛鳴らして走ってたりする)

「自転車とか通って危ないから、お手手つなごう」
「ひろちゃん、今ねー、手、つなげないんだよ」(←私側の手で小さい買い物袋持ってる)
「そっか、買い物袋持っていて、手をつなげないんだね。(←能動的な聞き方)
 でもね、手をつながないで一人で歩いていると自転車にぶつからないか心配だし、
 手をつなぎたいのにつないでもらえなくてお母さん、すごく悲しいー」(←わたしメッセージ)
「(走ってすぐ反対側に回ってきて)こっちの手つなぐー!」
「ホント?!嬉しいなー、ありがとう!」

…やりがちな「つないで(指示)」とか「つなぎなさい!(命令)」とかでなく、
 「相手の行動」「私への影響」「私の感情」と言う三部構成で
 私がどう感じているか、を伝える事で、
 子供が「えー?!お母さん悲しいんだ!じゃ、つなごう」と自ら行動を変えてくれました。
 いつもつないでくれないのに、あまりにアッサリつないでくれてビックリ。


●ケース2.自転車で幼稚園の帰り道に

「あっちに行きたいの」
「児童館に行って遊びたいの?」(←能動的な聞き方)
「うん」
「そっかー…。
 でも、児童館に行くと、お母さん洗濯とか掃除とか色々やらなきゃいけない事が
 出来なくて、困っちゃうんだ~」(←わたしメッセージ)
「・・・」
「じゃ、帰るね?」
「うん」
「ありがと、助かるよ」

…帰りにレストランとか色々寄りたがる時、
 頭ごなしに「さっき食べたじゃん」とか「今日は寄らないよ」
 とか言うと反発したりぐずって「いきたいー!」となる事もあり、
 以前は結構希望通りに児童館に寄ったりして
 子供の要求を聞いて振り回されたりした事も。
 でも親業では「親も一人の人間で、ちゃんと要求もやりたい事もある。
 どちらかが我慢するのでなく、気持ちを伝えあってお互いにWinWinな方法を」
 と言うスタンスなので、こちらの都合や気持ちもちゃんと伝えます。
 こういうやり取りだと毎回、スムーズに帰れて、
 今までの苦労はなんだったんだーと思う事しばしば^^;



最近、幼稚園の先生にも、
「以前は我慢しちゃう事も多かったけど、
 最近は”○○ちゃんと手をつなぎたかったのにつなげなくて残念だったな~”など
ネガティブな感情表現もちゃんとしてくれるようになりました」と言われ、
確かに色んな感情をきちんと伝えてくれるようになりました、急に。

確実に親業効果だと思われ。。。

また、幼稚園の先生も素晴らしいので、
ネガティブな感情表現を出来た時にちゃんと汲み取って、
「残念だったんだね、ひろちゃん、素敵!ちゃんとそういう気持ちも出せたね。」
みたいに、素直に自分を出しやすいように対応してくださっていて、
またその事にも何だか感動。


親業の先生が
「子供と親は別の人格。
 親のいう事を聞くのが良い子でも素直な子でもない。
 自分の感情をありのままに出せるのが素直な子。」
とおっしゃっていましたが、

以前も分かっていたつもりだけど、
子どもの行動に関してコントロールしたい気持ちを手放す事が出来ていなかった。


今は、自分の気持ちは伝えて、
後どのように行動するのかは子供の問題だし任せる、
と言う親業のスタンスでいくと楽に問題を手放せて、
すごく楽になり、イライラが激減しました。


親業、全ての人間関係に使えるので、高校とかの必須科目にしてほしい、と思う今日この頃です^^;


▼布団に星の付箋を貼り付けて星空を作ってる人。^^;
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