すみません! トムのこと、、、長編になってしまって。 | cat cafe かくれ家

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2020/9/27

病院から最後の別れになるかもしれないので来てくださいと連絡
私が駆け付けるとすでに飼い主のスタッフ親子と
元スタッフの親子がガラス越しにトムを見ていました。

トムはガラスのケージに入れられ、意識はうつろで
荒く息をしていました。
ケージのそばまではいけるのですがトムに触るのはもちろん、
ケージにすら触れません。
そして、感染症の疑いがあるので、その病室にたくさんあるケージの中は
からっぽで、トム一匹の病室になっていました。

そこで初めて先生から、
トムの検体は山口県の大学病院に送られ、
【SFTSウイルス 】の検査結果に数週間ほどかかること、
【パルボ】は早くて月曜の夕方にはわかると伝えられました。

その話は飼い主のスタッフから聞いていたのですが
改めて痛みや苦しさを伝えられない動物たち、
そのため 原因がすぐにわからない苛立ち
原因がわかれば何とかなるのではという くやしさ、
家猫だし他の猫たちはちゃんとワクチンやウイルス検査をしてるから
大丈夫!とたかをくくっていた自分たちの安易な考えに後悔しました。

病室の入り口には消毒液でべちゃべちゃになった
雑巾がおいてあり、靴の裏からも
菌が持ち込めないようにしています。

その日の夜9時、飼い主の家に病院から
トムが亡くなったと連絡がありました。

2020/9/29
検査結果は【パルボ】ウイルスは陰性と連絡があり、
それから2日後には、大学病院から
【SFTSウイルス 】 も陰性、猫エイズも陰性でした。
簡易的なキットで確実な検査ではなかったため 、たんぱく質をひらって猫エイズの
印が出たようだといわれました。

そしてトムの病名は、風邪(風邪も何らかのウイルスらしいです)
からの肺炎かもしれないし、猫の病気の確定は難しいといわれました。

そうなのかもしれません、でも、もしトムに毎年三種混合していたら
下記の可能性は消去できていて、それでも助からなかったかもしれないけど
最後にはみんなで身体を撫でてあげられたかもしれない、
家に連れて帰ってあげられたかもしれないと後悔しています。

① 猫ウィルス性鼻気管炎(猫ヘルペスウイルス感染症)
② 猫カリシウイルス感染症
③ 猫汎白血球減少症〈猫伝染性腸炎)
④ 猫クラミジア感染症
⑤ 猫白血病ウィルス(FeLV)感染症
⑥ 猫免疫不全ウイルス感染症(FIV、猫エイズウイルス)
⑦ 狂犬病

 

(ワクチンで絶対に上記の病気にならないわけではなく、もし感染しても軽くて済むそうです)

猫カフェ隠れ家は初心に戻り、10月7日より開店しますね。
日曜日は休みがちになり、
本業のおむつケーキが忙しいときはお休みをすることもありますが
何卒ご了承ください。

そして猫カフェではバイトを募集してます。
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