男性だから、女性だから、と社会的に纏う性で人を判断するのは良くない。
男性優位社会だからと言って、男性がみな筋肉隆々じゃないし、
女性だからといって、みなが社会的デメリットを自覚できているわけじゃない。
人々がよりよく暮らせるために知恵を絞り汗を流す役割の国会議員で見てみると、、、
女性初の首相になった高市早苗さん、、、いわゆる名誉男性。
男性社会で認められる女性としての振る舞いが、身についてしまっている悲しさが、好戦的な政策に垣間見れる気がする。
政策などには全く同意できないけれど、あのように生きざるを得なかったことを、とてもお気の毒と思う。
男女雇用均等法の数年後に就職した私。あんな法律なんて建前で、女性はお茶汲み、灰皿の掃除、トイレや更衣室の掃除、なんてことは当然のことだったと思い出す。
社内結婚した同期(女性)はあり得ない支社への異動がだされ退社した。そういう時代だった。だから、男性社会で生き残るには、名誉男性になることがひとつの方法だった。
名誉男性(でも、振る舞いは男性に気に入られる女性)にならなかったら、高市さんはどんな政策を打ち出していたのだろう、と考える時がある。
人権に敏感なあの共産党のなかにも、たとえば穀田さん(もう引退)、宮本岳志さん、辰巳孝太郎さんは、かなり高圧的な振る舞いをしている。小池晃さんが壇上で田村智子さんを罵倒し、謝罪に追い込まれたのはほんの数年前のこと。謝罪をするだけご立派ですけれど、日本の実社会なんて、まだまだこんな感じですよね。
社民党の福島さん。弁護士ならではの意識の高さはありますが、ご自分の服が、「男性社会の中の女性」そのもので、残念です。
私が気になる女性政治家を覚書しておく。
参院立憲、吉川さおりさん。
立憲議員の中には、労働者の味方と言いながらエリートのみの声を拾う傾向が強いけれど、吉川さんはそういう議員とは異なる。地道派。ほぼ週6日すお超バイトをこなし大学へ通っていたことから、都会人とは違う、泥臭さな生き方が社会を見つめる需要な視点作りとなったのではないかな。
共産党、田村智子さん。
早稲田の学生時代、学費値上げの制度に疑問を持ち、反対運動をしたことから共産党に。親に反対され(笑)ながらも、意思を貫き、いまは委員長。
話し方に癖があるので聞きづらいことはあるけれど、注意深く聞いていると、いろんな点に配慮をしながらの会見は勉強になる。誤解を招かないような言葉選びに、細やかな配慮と知性が感じられる。
共産党、吉良よし子さん。
幼い頃に読んだ戦争の絵本にショックを受けた原体験ある。戦時中にも反戦を訴え続けた共産党の存在や、日本にある憲法9条について知り、政治家へ。就職氷河期世代で、ブラック企業、雇用問題、企業の社会的責任に注力。
ご高齢でお二人のお子さんを出産され、子育て中でもある。
現職議員のなかで、この3人の女性議員は、女性だからという枕詞がいらない働きぶりだと思います。国会質疑が、とてもいいです。
残念ながら議員ではないですが、れいわ新選組にも、しっかりとした活動をされている方がいます。
長谷川ういこさん。
経済、自然エネルギーなどがご専門。訳本なども手がけており、海外の現状にも詳しい。配偶者が朴勝俊さん(関西学院大学。総合政策学部教授)。
とくに関西は人種差別がいまだに日常生活に通底しており、たとえば今回の選挙で朝日新聞が彼女をわざわざ戸籍名の「朴羽衣子」として立候補を伝えたのは、様々な問題が潜んでいる。それでも、さらりと抗議する洗練さが彼女にはあります。
八幡愛さん。
元グラビアアイドル、というだけで、色眼鏡的な判断が前提となるけれど、ダウナーな生活者目線からの国会質疑はかなりの勉強量が想像され、大臣の答弁もより専門的になったのは印象的。大阪の元気なおねいさん的な側面があるけれど、度重なる嫌がらせにもめげず笑顔を保っている強さは、これまでの生き方の中でそうとうな苦しさを味わった結果とも思う。
西郷南海子さん。
ある意味エリートで、それゆえに、やりたい生き方ができている感じが否めない。
けれど、いいものはいい、だめなものはだめ、とはっきり言挙げする素直さには好感度もあるし、とても頼もしい。
学生結婚、学生出産、3人の子供のシングルマザー。お子さんのお一人は重い病を抱えておられる。
今回の選挙中、胸を触られるというセクシャルハラスメントを受けた際、選挙中でもきっちりとSNSで「同意のない身体接触はやめてください」と抗議。
かつて維新の猪瀬さんが選挙中に立候補者の胸を触った出来事の時と、対応の仕方のまっとうさが違い過ぎます。