こんにちは。

リリー夫婦相談室の杉谷さゆりです。

 

7月9日に手術することになりました。

 

持病のクローン病とその合併症のためですが

8時間くらいかかる手術になるそうです。

 

 

実は手術を受けるかどうかで

私の中に相当の葛藤がありました。

 

それは何と言っても

以前に手術した時の体験が

トラウマになっていたからなんです。

 

 

28年前にお腹の中で腸が破れて

急性腹膜炎を起こしたため

アメリカで緊急手術を受けましたが

 

術後に排せつ物が全く出てこないため

14日間、ICUにいました。

 

40度を超える高熱で意識は朦朧とし

荒唐無稽な幻覚を見ていました。

 

 

どんな幻覚かと言うと

 

病室にケンタッキーフライドチキンの

カーネルサンダースおじさんが立っていたり

(KFCのファンという訳ではありません)

 

病室の外でフリマが開催されて

洋服などが売られている光景が見えたり

 

お医者さんや看護師さんたちが

皆で私をリンチしていると思ったり

 

(実は私が抜き取った人口呼吸器のチューブを

再び挿入してくれていた)

 

 

なんておかしな病院なんだ!

退院したら訴えてやろう!

 

と本気で思っていたんです。

 

 

その時は人工呼吸器につながれて

喉にチューブを入れられていたため

 

声も出せず

夫とは全て筆談で会話していました。

 

 

当時の筆談ノートに

たどたどしい筆跡で綴ってある文章を読むと

 

笑いが込みあげると共に

あの時の絶体絶命な状況を思い出します。

 

子供が生まれて6か月の時でした。

 

 

 

今回の手術は

計画的に行われるものですし

 

28年前に比べて医学も格段に進歩したので

以前とは全く違う経験になることでしょう。

 

それでも人間というものは

以前のトラウマ的な記憶に影響されて

不安と恐怖に支配されがちです。

 

 

私も、1か月前までは

何とか手術を避ける道はないか、と

迷いと葛藤の中にありました。

 

手術において起こり得る

あらゆるリスクを想像して

不安と恐怖に苛まれていたのです。

 

 

でも今は、とことん悩んだ末に

手術を受けることが最適解であることが

理解できたせいか

 

不安と恐怖が嘘のように消え

落ち着いた気持ちになることができました。

 

 

心が座った、と言うか

 

きっと私は大丈夫!

 

と思えるようになったのです。

 

 

手術の後は、回復の具合によって

ブログの更新と

セッションを再開する予定ですが

 

8月には間違いなく再開できると思います。

 

 

コースを受講中の方々には

ご不便をおかけしてしまい

申し訳ございません。

 

受講生や卒業生の皆さんから

励ましの言葉をいただき

心より感謝しています。

 

 

持病があってもやってこれたのは

皆さんと出会えたからです。

 

いろいろあっても

 

人生って

いいものですね。

 

 

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