こんにちは。
リリー夫婦相談室の杉谷さゆりです。
侍ジャパンが見事優勝しましたね！
普段野球にあんまり興味のない私も
今回ばかりは手に汗握って見守りました。
日本に大きな元気を与えてくれた
選手たちの大活躍に拍手喝采です！
さて
旦那さんの不倫が中々終わらない時
それを知りながらも旦那さんに
温かく対していくのがいいのか
それとも
まず証拠をバッチリつかんで
不倫相手との関係を切らせるのがいいのか
ここはカウンセラーさんたちの方針が
真っ二つに分かれるところです。
大きく分けて「北風政策」と「太陽政策」に
別れるんですね。
イソップ童話の「北風と太陽」をご存じの方は
ピンと来たと思います。
旦那に温かく接しながら
不倫が終わるのを待つのは
太陽政策といえますし
アグレッシブに証拠を突き付け
不倫相手との関係を切るように介入するのは
北風政策と言えるでしょう。
旦那に不倫されたとき
いろいろなカウンセラーさんたちの
ブログを読み漁る方が多いと思いますが
方向性の大きな違いゆえに
どちらの方向に行動したらよいか
迷う方たちが多いと思います。
太陽政策で頑張っているのに
不倫を中々やめない旦那に
だんだん不安が募ってきて
このまま信じて待っていても
不倫は終わらないのではないだろうか？
旦那の不倫脳が正常に戻る時が
くるのだろうか？
なるべく旦那を責めないようにし
できるだけ温かく接しているけど
逆にそれに甘えて旦那は不倫相手と
好き放題やっているのではないか？
つまり…
私の優しさが利用されているのでは？
こんな考えにとらわれるかもしれません。
もちろん
不倫は相手あってのものですから
不倫相手を撃退することが最優先
という理論も一理ありますよね。
そのためには確固たる証拠をつかみ
それを武器に堂々と相手に立ち向かい
旦那と別れてもらうよう宣言する。
想像しただけで胸がスッとするかもしれません。
人の旦那を横取りするなんて
明らかなルール違反。
ケシカラン不倫相手と裏切り旦那が
ぐうの音も出ないように成敗してやりたい！
旦那の不倫で悩む女性なら
一度はこんな思いになることでしょう。
確かに
悪いことをした人に対して
何らかの形で罰を与えたい、というのは
人間本来の正義感でもあります。
旦那が不倫している最中の妻の心中は
決して穏やかではありません。
毎日が悪夢の中にいるように
感じられることでしょう。
悲しみ・寂しさ・不公平感・無力感
自己無価値観・不安…
あらゆるネガティブな感情に
一人で悶々と向き合っていくのは
簡単なことではありません。
むしろ、それらのネガティブな感情を
旦那や不倫相手への復讐という攻撃的な形で
表現していく方がずっと気が楽なのです。
しかし探偵をつけたりして
証拠をつかむことには副作用もあります。
旦那は
自分が悪いことをしておきながらも
妻に不信されたことに傷つき
不倫が終わった後も
妻を信じられなくなってしまうのです。
また
妻の心の傷も大きくなります。
証拠物（写真など）を目にすることで
不倫の現場をより具体的に想像してしまい
何年も続くフラッシュバックに
悩まされるようになるのです。
ですから
不倫をやめさせようと積極的に介入して
不倫相手に手を引かせたところで
不倫も終わったけれど
旦那との関係も修復不可能になってしまった
という方々も残念ながら
沢山いらっし
証拠をつかんで相手を追い込んでいくのは
一見気持ちがスッキリするかもしれません。
でも同時にこれは
原子爆弾と同じくらいの威力で
夫婦間の信頼関係を根本から
破壊してしまいます。
なので
もう完全に旦那に愛想が尽きて
本気で離婚を考えている場合にのみ
お勧めしたい手段です。
最後に、不倫は必ず終焉を迎えます。
旦那の不倫が終わりを迎えた時に
帰る場所を残してあげられるかどうかが問題です。
旦那自身が、それをよく知っているので
多くの場合は不倫しながらも
妻との関係を維持しようとします。
妻に嘘をつくのもそのためです。
不倫相手とは非日常を楽しみたい。
でも本当に帰る場所は家庭。
家庭と遊びは別物
と考えている男性が多いのです。
何ともワガママで
妻にとっては迷惑千万な考え方ですが
こういうオトコ心の闇があるというのも
事実なのです。
旦那さんとの関係修復を目指している方は
溢れる情報に惑わされず
知恵深く行動していきましょう。
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