季節の変わり目への道行きである「土用」...
鰻を食す土用の丑の日がなじみ深いですが、
一年のうちの四つの節気である四立(しりゅう)、
立春・立夏・立秋・立冬前の、18日間の期間です。
朔旦冬至からひと月経った本日1月18日は、
立春へ向かう「土用入り」です。
土用 とは...??
立春(2月4日頃)
立夏(5月5日頃)
立秋(8月7日頃)
立冬(11月7日頃)の前の
18日間を言います。それぞれ、
立春前の「冬の土用」が1月17日頃、
立夏前の「春の土用」が4月17日頃、
立秋前の「夏の土用」が7月20日頃、
立冬前の「秋の土用」が10月20日頃から始まります。
その中でも、現在は
「夏の土用」の間の丑の日にうなぎを食べる
「土用の丑〔うし〕」という行事が有名です。
~土用にまつわる様々な禁忌~
土用には様々な禁忌〔きんき〕があります。
「土用中は
季節の変わり目であるために、
農作業などの大仕事をすると
体調が崩れやすい」
などの、先人の戒めが込められているといいます。