ま.す.だ.や.
【増田屋の創業】
増田屋の「のれん」は相当古く、明治初期の出版物に
その名が記されていますが、その後は不祥で
私たちの増田屋の創祖は、滋賀県出身の武久留吉氏が
明治23年に東京・麻布笄町(日赤病院正門前)に
開業したのが始まりであります。
以後、創業者・武久留吉氏は、滋賀県人気質を発揮し、
営々としてお店も繁盛を続け、明治45年に
「のれん分け」第一号店として当時渋谷の穏田(現・表参道)に
新潟県出身の古道文次氏が開業しました。
大正・昭和の時代を経過、第二次世界大戦時には
増田屋も九店舗ほどに発展の途上にある時、
激しい戦火の渦に巻き込まれ、全店壊滅状態になり、
昭和20年敗戦の終局を迎えたのでした。
昭和20年時の増田屋
《創 業 年》 ~開業当時の地名~
明治23年 東京市麻布区笄町
45年 東京府下渋谷村穏田
大正14年 東京市渋谷区原宿
昭和 3年 麻布区竜土町
4年 赤坂区新町
9年 杉並区阿佐ヶ谷
13年 本郷区森川町
14年 赤坂区北青山
16年 目黒区原町
増 田 屋 創 業 者