“太宰が生きたまち三鷹”...太宰治賞 | みたか 鷹場そば

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第31回太宰治賞が

 伊藤朱里さん「変わらざる喜び」

                に決定\(~o~)/ 


三鷹市と筑摩書房の共同主催による復活後


17回目の「太宰治賞」の最終選考委員会が、


平成27年5月7日みたか井心亭(せいしんてい)で開催されました。


選考委員の加藤典洋さん、荒川洋治さん、小川洋子さんの


厳正な審査により、1,251編の応募作品の中から


東京都在住の伊藤朱里(いとう・あかり)さんの


「変わらざる喜び」に決まりました。

◇受賞作「変わらざる喜び」あらすじ

契約社員として勤めた会社を辞めた恵那は、

送別会で不倫相手に娘が生まれていたことを知った。

思わぬショックに恵那は不倫の日々を振り返るが、

結局相手の迷惑にならないよう身を引き、

実家で母と新生活を送る決意をする。

しかし、過去に彼女を虐待し、癒えないトラウマを

植えつけた父が危篤状態であることを

母からの電話で知った恵那は、

すでに縁を切っていたはずの父に母が

内緒で連絡を取っていたことを裏切りと感じ、

怒りで自暴自棄となる。激しく自分を責める恵那を救ったのは

親友の女装男子メリッサだった。

メリッサの叱咤により自分を見つめなおした恵那は、

身を引くのでなく、はっきりと自分から関係を終わらせるために

不倫相手に電話をかける。

◇選考委員の評

選考委員の加藤典洋さんは

 「緻密で丁寧に書かれた力のある作品である。

  若い女性が語り手となり、幼少期のトラウマや

  性的マイノリティーなどを抱えた人の痛みや生き方など、

  一度壊れた人間の内側からの回復が描かれている。

  現代社会の背景を踏まえ、錯そうする人間関係に

  踏み込んだ内容で、社会の中での自由への問いかけ、

  切実さや迫力を十分に受けとることができる。」
・荒川洋治さんは

 「マイノリティーの人たちの感受性や人間関係の作り方など、

  常識では考えられない意表を突くような内容で、

  個人の生き方にいろんな刺激を与えてくれる新しい作品。

  他の候補作「あたらしい奴隷」も伸びる力があると評価があったが、

  最終的に完成度の高いこちらの作品が選ばれた。」
・小川洋子さんは

 「生易しい小説ではなく、読み手をたじろがせるような

  深いテーマを持った小説。深く傷ついた人を主人公に

  語るのは難しいことだが、親友を登場させることで

  主人公の存在感が伝わるような書き方は見事である。」

と選評を述べました。

◇受賞者の伊藤朱里さんのコメント

 受賞の知らせを聞いた伊藤さんは

「責任が重大と思う反面、嬉しく思います。

 今後もずっと書き続けて、自分の言葉を

 必要としている人に小説を届けたいです。」

と抱負を語りました。


◇第31回太宰治賞贈呈式

 平成27年6月17日に銀行倶楽部(千代田区)で行われ、

正賞の記念品と副賞100万円が贈られます。
 なお、受賞作および最終候補作のすべてと

選考委員の選評などを収録した「太宰治賞2015」を、

筑摩書房から発売予定です。


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太宰治(だざいおさむ)


1939(昭和14)年9月から

亡くなる1948(昭和23)年6月まで三鷹で暮らし、


ここから珠玉の名作を数多く世に送り出しました



太宰の生きたまち三鷹

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~ これまでの受賞作 ~

第1回 1965年 受賞作なし


候補作:熊田真記 「寒い夏 一九六二年の想い出に」


候補作:野淵敏 「神話」
第2回 1966年 受賞作:吉村昭 「星への旅」


候補作:加賀乙彦 「フランドルの冬」
第3回 1967年 受賞作:一色次郎 「青幻記」


候補作:金井美恵子 「愛の生活」
第4回 1968年 受賞作:三浦浩樹 「月の道化者」
第5回 1969年 受賞作:秦恒平 「清経入水」
第6回 1970年 受賞作:海堂昌之 「背後の時間」
第7回 1971年 受賞作:三神真彦 「流刑地にて」
第8回 1972年 受賞作なし
第9回 1973年 受賞作:宮尾登美子 「櫂」
第10回 1974年 受賞作:朝海さち子 「谷間の生霊たち」


佳作:今村実 「ついの栖」
第11回 1975年 受賞作:不二今日子 「花捨て」
第12回 1976年 受賞作:村山富士子 「越後瞽女唄冬の旅」


優秀作:田中水四門 「私的調書」
第13回 1977年 受賞作:宮本 輝 「泥の河」


優秀作:山口泉 「夜よ 天使を受胎せよ」
第14回 1978年 受賞作:福本武久 「電車ごっこ停戦」


優秀作:朝稲日出夫 「あしたのジョーは死んだのか」






(一時中断)




第15回 1999年 受賞作:冴桐由 「最後の歌を越えて」
第16回 2000年 受賞作:辻内智貴 「多輝子ちゃん」
第17回 2001年 受賞作:小島小陸 「一滴の嵐」
第18回 2002年 受賞作:小川内初枝 「緊縛」
第19回 2003年 受賞作:小林ゆり 「たゆたふ蝋燭」
第20回 2004年 受賞作:志賀泉 「指の音楽」
第21回 2005年 受賞作:津村記久子 「マンイーター」


受賞作:川本晶子 「刺繍」
第22回 2006年 受賞作:栗林佐知 「峠の春は」
第23回 2007年 受賞作:瀬川 深 「mit Tuba(ミット・チューバ)」
第24回 2008年 受賞作:永瀬直矢 「ロミオとインディアナ」
第25回 2009年 受賞作:柄澤昌幸 「だむかん」
第26回 2010年 受賞作:今村 夏子 「あたらしい娘」
第27回 2011年 受賞作:由井鮎彦 「会えなかった人」
第28回 2012年

受賞作:隼見果奈

「うつぶし」


第29回 2013年

受賞作:KSイワキ 

 「さよなら、オレンジ」

第30回 2014

井鯉こま 「コンとアンジ」

第31回 2015

伊藤朱里 「変わらざる喜び」

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