《増田屋のれん会》発足60周年 | みたか 鷹場そば

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蕎麦鑑定士1級&野菜ソムリエ&唎酒師のいる            石臼で挽きたて打ちたて茹でたての蕎麦屋          
純水仕込つゆ みたか野菜と卵                

★☆ 三鷹市役所 目の前にあるおそばやさん【増田屋】 ☆★

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《増田屋のれん会》のあゆみ

昭和16年に未曾有の大戦が勃発、


20年には敗戦の終局を迎え、全都の同業者は


申すに及ばず、増田屋の同志も殆どが


戦渦により壊滅され、焦土と化した東京は


アメリカの占領にあって、営業の再開など全く望めず、


郷里に疎開休業の止むなきに至っておりました。


 然る後、昭和23年になり組合本部の熱烈なる努力により


食料公団の配給する小麦を「茹でめん委託加工」販売に


始まり、翌24年には「麺類外食券食堂」の許可を得て、


ようやく蕎麦・うどんを店頭で供食が可能となり、


販売価格は公定でありましたが、待望の営業再開を


果たすことが出来たのであります。


 その頃、疎開中の増田屋も古道文次氏が


先駆けて上京し、数名の同志と店づくりに努力、


営業を初めて昭和26年に至り、雑穀統制解除で


めん類の自由販売の好機を迎え、


他の同志も上京して七店舗を以て、


《増田屋のれん会》を組織して再開をすることができました。


 しかしながら、当時の食糧事情は厳しく、


主食の米不足でそばやうどんの粉食の普及が叫ばれ、


私たちの営業の発展は目覚ましく、


《増田屋のれん会》も発足時は七店舗でしたが、


2年後の昭和28年には十一店舗を数え、


のれん会の定着を計るための規約の制定と


のれん会旗を調製して明治神宮でその入魂式を行い、


麻布日赤前本店で一同祝杯をあげ、


将来の希望と発展を誓い合ったのであります。



《増田屋》は、チェーン店やフランチャイズではなく、


昔ながらの同じのれんではありますがチェーン店とは異なり、


「のれん分け」により時代や地域によって、


お客様のニーズに合わせて各店舗がそれぞれ、


地元で愛されるそば屋を目指し、 独自の仕入れに始まり、


店主が毎朝蕎麦を打ち、出汁をとっています。


120年間に渡り、現在もなお関東の皆様に愛され続けております。


今でものれん分けを続け、最大で200店舗以上を数えられるのも、


ひとえにお客様のお陰とのれん会一同、感謝申し上げます。


 のれん会 創設者
三鷹市役所前 挽きたて“石臼挽自家製粉”のそば屋【ますだや】-古道


昭和26年発足当時の店舗


 麻布日赤前店

 青山神宮前店

 赤坂一ツ木店

 麻布竜土町店

 渋谷原宿店

 青山外苑前店

 本郷東大前店