火傷事故から約2年が過ぎて、脚の機能的には事故前の状態にほぼ戻ってきました。

日常生活も普通に送れるようになって、人間の自己治癒力は本当にすごいなと思っています照れ

 

脚の機能が戻ってきたことで、いろんなこと(以前できていたこと)がまたできるようになり、

他のことも考えられる余裕が出てきました。

それは働いているとよくわかるのですが、目の前のことだけではなく、あれもやらないとこれもやらないとと色々頭に思い浮かんでくるようになりました。

歩く時もそうなのですが、以前は脚が痛いので脚に集中していましたが、今はほぼ気にせず歩けるので、歩いている時も他のことを考えられる余裕が出てきました。

 

余裕が出てきているのはそれはそれでいいことだと思うのですが、体が不自由な時の方が、今目の前にあることしかできなかったので、何事も精一杯やっていた感じがしています。

 

退院してから今までの生活から一変して、今までできていた、例えば・・・

歩くこと、立つこと、お風呂に入ったり、階段に昇ったり、車を運転したり

こういったことができなくなりましたえーん

ちょっと歩いただけでも、歩くことしか考えられませんでしたし、お風呂に入れば立てないので、お風呂用の椅子に座って頭を洗ったり体を洗ったりしていましたが、洗うことだけで精一杯で、余計なことは一切考えられない状態でした。

夜ベッドに入ると「今日も生きれた!」という安堵感がありました。

 

目の前のことしか考えられないので、それに夢中になることができ、感謝することにもすごく敏感になれて、純粋な気持ちに心が満たされていた感じがしています。

子供の頃は、余計なことも考えなくて目の前のことに夢中でで無邪気に遊んでいた感覚でしょうかね。

 

大人になるにつれて目の前のことよりも、仕事のことや家族のこと、他のいろんなことを考えてしまい、無邪気な心や純粋な感覚、感謝する気持ちが薄れてしまっていたなと今回自分が体験してよくわかった気がしています。(わからせられたのかな)

何より他のことを考えなくても、今を生きていても大丈夫なんだということがわかり、幸せ度合いも格段に違うので、今この瞬間を大事に生きていこうと思いますね。

肉体的な傷は大きいものがありましたが、その分得られたものも大きいですね照れ

 

(大好きなラグナビーチの海岸に事故以来はじめてきました)

 

生かしてくださってありがとうございます。