第3章 光とともに ナンバー1687 | バンビのブログ

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ナンバー1687 2018.05.24 無双原理の12の定理と相補性
『無双原理・易』の中で、桜沢氏は『すべての現象は陰陽から成り立っているものの、その陰陽は絶対的なものではなく、一直線状に並ぶ無数の点の一点とそのすぐ隣、あるいは遠く離れた一点との相対的な関係であることを忘れてはならない』と言っていました。
この『一直線状に並ぶ無数の点の一点とそのすぐ隣、あるいは遠く離れた一点との相対的な関係』というのは、量子論の中にも存在しているようです。
アインシュタインが量子力学に疑問を持ち、EPRパラドックスという思考実験をおこないました。
もともと一つであった粒子が分かれて、お互いが離れた方向へ飛んで行き、どちらか一方の粒子を観測して、その粒子のスピン(回転方向)が右回りであることが確定した瞬間に、もう片方は必ず左回りになります。
粒子は空間と時間の中で、お互いがどんなに遠く離れてしまっても、二つの粒子は一つの実体として振る舞います。
そのため、必ずお互いに逆の回転をします。
これはもともと1つであったものが、二つに分かれたため、一方が右回りになると、もう片方は必ず左回りになるというように、常に二つがセットになっていて、二つの粒子として個別には決められないということです。
これは一方が変化すれば、もう一方も瞬時にそれに応じて変化する非局在性でもあります。
複数の粒子が空間的に離れて存在していても、過去にそれらの粒子が相互作用をしたことがあれば、その性質を個別には決められなくなります。
これらの粒子が同時に存在するときには、それらの位置やスピンなどの値は個別にではなく、一つのセットとして指定しなければなりません。
しかも複数のセットが同時に共存しているという現象が考えられます。
この現象はエンタグルメント、あるいは非局在性であり、局在実在性が成り立たないということです。
これは現在ではすっかりおなじみの存在で、量子情報理論や量子コンピューターの基礎となる性質であり、量子コンピューターの開発に利用されています。
量子論が示す物質観・自然観の特徴をボーアは相補性という、相反する二つの物事が互いに補い合って一つの事物や世界を作っているという考えの言葉で説明していました。
その根本原理は、じつは無双原理であり陰陽論といえます。
この宇宙の時空内の原因と結果の基本原則は、究極的には全体を一つのものとして考えるほかないことになります。
桜沢氏によれば、原子から地球環境まで現代科学に限らず、あらゆる場面に陰陽論は適応できるといいます。
ナンバー1687 につづく