予定日より1週間早くせっかちに生まれてきた息子も
18歳の誕生日を迎えた
共に暮らす生活も あと数か月となるのかな
そろそろ子離れの心の準備もしておかねば・・・
背中を大きく押してあげたいけれども
ますます不安だらけの世の中に
送り出さなければならなくなったことを痛感している
都知事だった石原さんは
「日本は核を持て 徴兵制もやればいい」と言い
物騒な動きが目立ってきた
母親として一番恐れていたことばです
・・・・思い出されるのは
かつての職場で 日の丸強制について
職員会議の中で 校長に対して発言したこと
「私には今4年生の息子がいますが じわじわと徴兵制に
つながる流れを危惧しています ・・・・・・・云々」と
4年生ということは 8年前だ
でもその危惧していた言葉をこれほど早く公然と耳にするように
なるとは思っていなかった
おととい シネマ5で観た映画「ニッポンの嘘」・・・明日23日まで
コンパルホールで写真展も先週まで開かれていました
ピカドン、三里塚闘争、安保、水俣、祝島・・・
権力と戦い続けたそのシビアな生き方にことばをなくす
でもその写真からは 強烈なメッセージとして
あばかれた日本の嘘がはっきり見えてくる
犠牲者は国民
なんか この国に生きていることが苦しくなってきた
・・・あらら いけません
18歳の君へ 重すぎた
今日出逢った 素敵なことばを君に送ろう
「強さ」とは、主張を通すことでもなく、競争することでもなく、
傷つかぬように身を守ることでもなく、馬鹿にされ、罵られ、辱められ、
笑われても、笑顔で底から立ち上がってくること。小林正観