いったん手放したら
エゴ以外に
なくなるものは何もない
あなたは
いつまでも永遠に残る
インドの神秘家OSHO講話より抜粋
*メタファー解説
これはシンプルだが
とても注意深く読み
理解する必要がある
メタファーとして
語られていることを
強く念頭において読む
とても
矛盾の多い講話だからだ
そもそも
エゴを手放すことは
絶対にできない
行為的なことや
二元性に属するのは
まさしくエゴの所業だ
エゴを手放すのは
エゴしかできない
ならば
その手放すエゴと
手放されるエゴの
双方が存在する
つまり
手放されるエゴは
なくなるとしても
手放した側のエゴは残る
この文章の意図は
「手放す」に集約している
瞑想とは
観る対象のマインドは
すべて真我の候補ではなく
候補から除外することだ
それが瞑想だ
だが
最後には
観照者としての
エゴを観ることになる
その観照者を観ている
もう一人の観照者がいる
永久にこの繰り返しだ
観照者すら
エゴの一部だと知る
それが瞑想の頂点だ
では
その観照者すら
いなくなったとしても
あなたは残る
これが
もう一つのメタファーだ
なぜそこに
観照者や他のエゴが
存在しうるのか?
それが宇宙だ
地球が存在するには
そこに宇宙がなければ
地球は存在し得ない
つまり
あなたの本性とは
あなたの真我とは
宇宙と同じ質なのだ
宇宙とは
空っぽの空間だ
だからこそ
無数の星々が存在できる
エゴもまた同じだ
エゴとは自我であり
自我とは「あなた」なのだ
「私」という存在は
意識の中にしかない
あなたの意識が「私」という
エゴを生み出し続ける
だから
あなたが意識を失えば
「あなた」も同時に消える
脳科学をかじった人なら常識だ
その証拠に
眠っている間は
「あなた」は消え去っている
そしてまた
目覚めて意識が戻ると
同じように「あなた」が復活する
このカラクリを
まず理解しないかぎり
この講話のメタファーは
読み取れない
エゴは生まれては消え
あなたも消えては現れる
この二元性こそが
あなたの正体だ
この二元性こそが
マインドである証拠だ
エゴは消えても
真我は残る
あなたが消えても
本性は残る
星々がすべて消えても
宇宙は残る
それが
この講話のメタファーだ
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