それでも男は

近くに寄っていった

シャンティナスには

その男が分かった

 

彼はかつての隣人だったのだ

 

だが今となっては

彼を認めることなど

体面にかかわることだった

 

男にも

シャンティナスが

自分のことを

分かっていることが分かったが

彼は分からないふりをしていた

 

彼は考えた

「これで多くのことがはっきりする」

彼はシャンティナスのそばに行ってたずねた

「ひとつ、お聞きしてよろしいでしょうか?

 あなたのお名前はなんとおっしゃるのですか?」

 

当然、シャンティナスの中で

大きな怒りがこみ上げてきた

この男が自分の名前を

よく知っていることは

分かっていたからだ

 

だが、それでも彼は

自分をコントロールし続け

こう言った

「私の名前はムニ・シャンティナスだ」

 

インドの神秘家和尚OSHO講話集

 The Great Zen Master Ta Hui, #28 より抜粋

*チャラムのメタファー解説

 抑圧や制御は

 条件付けに基ずく

 マインドの支配だ

 それは

 マインドをより強く

 より大きくしてしまう

 OSHOの言う

 ”ノーマインド”とは

 まったく逆の方向だ

 マインドを無くしてしまう

 それがノーマインドではない

 マインドを無くそうという

 新たなマインドが生まれ 

 ノーマインドを審査する

 別のマインドが定着する

 ノーマインドとは

 ノット・マインドのことだ

 マインドではない何か

 それに最も近いのが

 観照者としてのマインドだ

 瞑想とは

 そこへの水先案内人だ

 

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