20年後、彼は都にいた

彼と同じ村の男が

なにかの目的があって来ていて

こう考えた

 

「シャンティナスに

 どういう変容が起こったのか

 行って見てくるのもいいな

 いろんな話が伝わってくる

 彼はまったく新しい人間になったとか

 古い自己はなくなり

 新しい、新鮮な存在が

 彼のなかに生じたとか

 ほんとうに平和に

 静かに、冷静になったとか」

 

そこで男は

非常な敬意を抱いて 

出かけていった

だが

ムニ・シャンティナスを見た時

その顔、その目を見て

なにか変化があったとは思えなかった

 

静かになった心からは

当然、放たれているはずの

優美さがまったくなかった

その目は依然として

自己中心的だった

 

実際には

前にもまして

目立つほど自己中心的になっていた

彼の様子は

以前よりさらにもっと醜くなっていた

 

インドの神秘家和尚OSHO講話集

 The Great Zen Master Ta Hui, #28 より抜粋

 

 

*チャラムのメタファー解説

 どんなことであれ

 マインドを操作すれば

 それは複雑になる

 どんなことであれ

 マインドを矯正すれば

 それは抑圧になる

 複雑な抑圧ほど醜いものはない

 どんなことであれ

 マインドに対抗するのは

 いつであれマインドなのだ

 あなたに出来ることは

 唯一、それを観照することだ

 そのマインドから距離を置き

 外側から観照する

 これを瞑想と呼んでいる

 

   LOVE Charam

 

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