あなた以外の誰もあなたを救うことはできない

セラピストが知っておくべきこと-6より続く

「 セラピストが知っておくべきこと-7」

あなた自身の中に

深く在れば在るほど

あなたは他者のハートの中に

より深く行き着くことができる

それは、まったく同じことだ

 

あなたのハートも

他者のハートも

それほど違うものではないからだ

もしあなたが

あなたの実存を理解すれば

誰もの実存を理解する

 

そしてその時

あなたは自分もまた愚かだったこ

幾度も堕落したこと

自分自身に反して

他者に反して

罪を犯してきたことを埋解する

 

もし他の人がまだそうしているとしても

非難する必要はない

彼らは

気付かされなければならない

そして

彼ら自身に任されるべきだ

彼らを特定の枠の中に

はめようとはしてはならない


そうなったら

それがセラピストで在る喜びだ

なぜなら

あなたは人間の内面を

知るに至ったからだ

生のもっとも秘められ

隠された場所のひとつを

 

そして、他者を知ることで

さらにあなたはあなた自身を知る

これは悪循環だ

他にことばがない

さもなければ

私は「悪」という言葉は使わない


私が言葉を作るのを許してほしい

これは、悪循環だ

あなたは

あなたの患者に、参加者に開く

すると彼らは

彼ら自身をあなたに開く

それは、あなたがさらに開くのを助ける

 

そしてそれは

彼らがさらに開くのを助ける

すぐにセラピストはいなくなる

患者はいなくなる

ただ愛に満ちたグループが

互いを助けている

セラピストが

グループの中に消え去らない限り

彼は成功したセラピストではない

それが私の基準だ

 

あなたは言っている

「あなたのガイダンスのもと

 私は私の見る能力を使うとき

 他者を支配しないことを学びました

 でも依然として

 私は私自身を支配しているのでしょうか?」

 

それらは二つのことではない

支配は支配だ

あなたが他者を支配しようと

あなた自身を支配しようと

 

もしあなたが

あなた自身を支配しているのなら

その時は

ある微妙なやり方で

あなたは他者をも支配することになる

そうならざるをえない


あなたが

落とさなければならない最初の支配は

他者に向けてのものではない

彼らがあなたの支配を受け容れるかどうか

それは確かではないからだ

あなたが

落とさなければならない最初の支配は

あなた自身へのものだ

なぜあなた自身、囚人になり

大変な努力をして

自分自身のまわりに牢獄を築き

自分が行くところどこにでも

それを持ち運んでいくのかね? 


まず自由の

広大な空に翼を広げる鳥の

歓喜を学びなさい

あなたの自由そのものが

他者のための変容の力となる


支配はあまりにも醜い

それは

なんの差恥心もない政治家に

任せておきなさい

彼らは最低の暮らしをしている

そして

自分たちは王宮に住んでいると思っている

彼らの生涯はどん底の卑しい生涯だ

彼らはそこで生き、そこで死ぬ

彼らは首相だ

彼らは大統領だ

彼らは王だ

彼らは女王だ

 

もっとも貴重なエジプトの詩人のひとりが

かつて尋ねられた

「世界には、何人の王がいるのでしょう?」と

その時、彼は言った

「5人の王がいるのみだ

 ひとりはイギリスに

 そして4人はトランプのなかにいる」

 

今やこれは5人の女王がいる

ひとりはイギリスに

4人はトランプのなかに

と言い換えることができる

が、彼らはもはや何も持っていない

彼らは

ただ空ろに感じる自分の内側を満たすために

さらに多くの権力を手にしようとしている

 

セラピストが知っておくべきこと-8へ続く

 

OSHOトランスフォーメーションタロット

No.28 自分を受け容れる

あなたは

あなた以外にはなれない

そのユニークさを

存在が望んだからだ

だが、あなたは

あなたをエゴだと勘違いする

あなたはエゴではない

エゴはあなたではない

あなたは自分の本性に

まったく気付いていない

あなたの本性に気付く

あなたの本性に戻る

あなたの本性にたどり着く

本性こそあなたの実存だ

瞑想とはその扉だ

瞑想を通り抜ける必要がある

その扉は実存ではない

その扉の向こうに実存がある

 

LOVE Charam