原発関連の記事が続きます。
小泉「原発ゼロ」発言は潮目が変わったターニングタイドの、狼煙(のろし)。と書きましたが、はっきりとした動きがありました。
「福島の危険な収束作業に対するアメリカの援助を東電が受け入れる」(「世界の裏側ニュース」さんから)
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-11665900157.html
福島第一原子発電所の汚染除去および廃炉を行う作業に対しアメリカ政府が援助を申し出ていたが、東京電力(TEPCO)がその申し出を受入れを決定した。4号機から使用済み燃料を取り出すという大規模な作業から、この決定が反映されることとなる。
米国エネルギー庁長官アーネスト・モニツ(Ernest Moniz)はその原子力発電所を見学に訪れていたが、その際に決断を行ったと東京電力社長の廣瀬 直己は発表している。
11/1にモニツ氏が東電・廣瀬社長の案内でフクイチの視察をした際、アメリカの援助を受け入れることで合意したようです。
ほんと、ギリギリ。
私たち以上に東電の当事者能力の無さにあきれはて、4号機の危険性を熟知したアメリカが、東電によるテキトーな4号機核燃料取り出しを前に「ちょっと待ったー!」ということかな。
このまま作業に入ってはマズイということで、燃料取り出し作業の延期も決定されました。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927
実証実験の追加が理由のようですが、つまり必要な実証実験もせずに作業を開始するつもりだったところを、アメリカにダメ出しされたんでしょう。
能力が無いことバレバレの東電が勝手にやってるより、ずっとマシ。
ま、日本以外の原発専門家はかなり危険視しているわけで、だまってられなかったんですね。
「この惑星にとって最終的な大災害の始まりともなる可能性もある」と認識してるのですから。
「モニツは、2011年3月に福島震災によって一連の原発事故が起こって以来、福島を訪れたアメリカ当局者の中では最もランクが高い。
第4号機の燃料取出しは、東電が取り組んだ中でも最も危険な作業で、少しでも動きを誤れば、以前の事故に比較するとその何倍にもなるすさまじい量の放射性物質が大気中に放たれ、あるいは当初の災害よりも何倍も被害の大きい爆発の原因ともなりかねない。
4号機には、チェルノブイリの10倍ものセシウム137が保管されている。もう一度、核災害が起これば、この惑星にとって最終的な大災害の始まりともなる可能性もあると、一部の科学者らは警告している。しかし、この11月中旬に行われる燃料取出し作業は、何十年もかかると予想されている廃炉プロセスへの第一歩に過ぎないだろう。」
このモニツ氏10/31に、東京で講演会を開いています。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/eikenitagaki/20131102-00029447/
東京電力の廣瀬社長と、汚染水の処理や地下水の汚染の防止、それにメルトダウンした燃料の回収など5つの分野で技術協力を強化することで一致しました。
原子力規制委員会に申請した柏崎刈羽原発の6号機と7号機の安全審査が進んでいないことについては、『福島第一原発でしっかり対応しないと、柏崎刈羽原発が大丈夫かと不安を抱かれるのはもっともで、汚染水対策などをしっかり行いトラブルを防ぐことが極めて重要だ』とモニツ氏発言。
ほらほら、柏崎刈羽の再稼働にも待ったがかかった!
このアメリカの介入、方向性は小泉発言と、タイミングもピッタシ!連動しています。
アメリカはすでに廃炉ビジネスに乗り出し、原発推進してきた勢力とちがう勢力が台頭してきているということです。
安倍首相は代々原発推進してきたわけで、いわば原子力村の利権代表者。必死に原発セールスに励み、そのためには日本で原発を再稼働させなきゃと躍起になっている。
ほめられたい一心で?ダメだなこりゃ。もう潮目は変わっているのに。
東電が4号機に手を入れる寸前のこの動き。
やっぱりアメリカさんは頼りになる…と思ってしまいがちですが、この動き慎重に見据えていかないと。
アメリカは困ったときに手を差しのべる「友達」ではありませんから。
でもアメリカの力を借りないとこの難局は乗り越えらえないのも確か。
東電ヤバすぎですものね。初期に汚染水が漏れてるのが発覚した時に、バスクリン使ってたの思い出しました。
柏崎刈羽の件も原子力規制委員会が機能していないのは明らか。首相が断固原発推進したいんだから、日本国内でチェックできようもないわけで、アメリカにチェックしてもらわないとどうしようもないんです。
小泉元総理は安倍首相に「原発ゼロ発言は無責任すぎる」と批判され多のに対し、
11/3 横浜講演会で
「私は現役時代は原発推進していました。人間は考えが変わる。『過ちは改むるにはばかることなかれ』と言ってる」
あいかわらず切れがいい!
10月から11月にかけて、ようやく日本でも潮目が変わってきたようです。
安倍は完全に乗り遅れている。潮の流れを読めていない。防衛問題や憲法改正についても勘違いしたまま突き進んでいるみたいでコワイです。
安倍はみっともないを通り越して、正気の沙汰じゃない。完全にクレイジー。
この流れを止めるのがアメリカしかいないってのが、なんとも悲しい事実です。