エントリーシートの書き方~その4 | アナウンサーになるには~アナなるドットコムBLOG

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こんにちはAnamaruです(^O^)/


かつて、私がアナウンサーの就活をしていた頃、面接で一度もされない質問がありました。


あくまで10数社受けた私の場合の話なので参考程度に聞いて欲しいのですが。


その質問とは・・・


「なぜアナウンサーになりたいと思ったのですか」


聞かれそうで聞かれない。


答えられそうで一番中身のない答えをしてしまいそう(;^_^A な質問。


一方、それに似たものでかなりの確率で聞かれた質問


「どんなアナウンサーになりたいか」 「どんな番組を担当したいか」


またこれらがエントリーシートに書いてあれば、どんな風にその番組や中継を盛り上げていきたいかなどが聞かれました。



そこで今回は、アナウンサー就活ならではのエントリーシートの設問、「どんなアナウンサーになりたいか」「どんな番組をしてみたいか」について書きますメモ


書き方としては、まず「○○なアナウンサー」「○○のような番組」と結論を書いてから、それを目指す理由を自らの体験などを交えて書いていきます。


例えば、自分の日常に溶け込んでいたテレビ・ラジオ番組の話でもいいですし、たまたま見たテレビに釘付けになった話でもいいです。また最近よくあるものでは自分自身が取材を受けて、そういうしゃべり手になりたいと思ったという人もいます。


きっかけは何であれ、そこから何を感じ、なぜ自分がそうなりたいと思ったかを書きましょう。またそれ以降、こんな取り組みを始めましたということもあればつけ加えておくといいかもしれません。


さてここからが本題です。注意すべきポイントが2つあります。


注意 受験放送局の今年の狙いをキャッチする


各放送局は今年はニュース系の女子アナが欲しいとかスポーツの男子アナが欲しいとか、同じアナウンサーを採用するのでも方向性を固めていることがよくあります。だからニュース系を採用したい局で情報系のアナウンサーになりたいとアピールしても採用される確率は低いわけです。


アナウンサーを多数輩出しているアナウンススクールにはOBからこの手の情報が入ってくることがよくあります。うちの局には□□なタイプの女子アナが一人もいないで困っているとか、来年4月で○○アナが寿退社とか、△△アナが定年だとか、××アナがフリーになって人が回らないだとか・・・


すべての放送局でそういった情報が入ってくるわけではありませんが、時として有益な情報が入ってきます。そのときは、たとえ自分がそういうタイプでなくてもそちらで押したほうが面接官の目には留まりやすいでしょう。



注意 絶対に書いてはいけないことがある


それは、受験する放送局で絶対にありえない仕事や番組を書くこと。


極端な話をすれば、テレビ単営局なのにラジオのDJをやりたいとか。


極端すぎました(^_^;)


高校野球の系列の局(テレ朝)なのに高校サッカー(日テレ系)の中継をしたいです、とか。たとえ「高校」がつかなくてもサッカーの実況をしたいといいながら、その局では少年サッカーすら中継をしていなかったり。


歌番組などまったくない局で、自分の音楽好きを生かしてそういう番組をやりたいとか。


もちろん後にそのアピールが実を結んで入社後任されることもありますが、そんなアピールは入ってからすればいい話。現段階で、そういうことをESに書いたり、面接で言ってしまうと、「うちの局がどんな番組をやっているか知っているの?」という話しになってしまいます。


これらはすべて一般企業の「企業研究」と一緒です。アナウンサー就活における「企業研究」 は、その局の自社制作番組を特番も通じて知っておくことに他なりません。


墓穴を掘らないためにも図書館の地方新聞を見たり、その地域の知り合いに聞いてチェックをしておきましょう!



これら2つのポイントを読んでどう思われましたか?そうなんです。時には自分が本当にやりたいものでないことを書く場合も実際あるものです。合格のためには。



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