この夏、スカッとするハリウッド映画を観たい方は、この映画がお勧めです!!
2010年に公開された、
リドリースコット監督作品
「ロビンフッド」です。
もうすでに、映画館での上映は終了しています。しかし、テレビ画面からでも熱気がムンムン伝わって来る、これぞ映画というべき作品です!!
皆さんは、もう観ただろうか?
巷には、「これって、グラディエーターと似てる気がしない?」という意見もあるようですが、物語の盛り上げ方が似ているだけで、けして同じではありません。
それに、ケビン・コスナーが演じた、好青年丸出しのロビン・フッドよりも、ラッセル・クロウが演じた、ロビンフッドのほうがアウトローな匂いがして、渋い作品になっています。
それに加え、リドリースコット監督の演出が作品にスペクタクル性を出して、一級のエンターティメントとして楽しめるという贅沢な作品でもあるんです。
でも、この作品を語るうえで重要なのは、監督のリドリースコットの演出力やラッセルクロウの演技力だけではありません。
この作品に関わった、もう一人の功労者、脚本家にも、しっかりと注目しなければいけないと思うんですよ!!
「ロビンフッド」(2010)の脚本家、
ブライアン・ヘルゲランドです。
この人の名前が出てきて、まず思い浮かべるのは、
「LAコンフィデンシャル」でしょうね。
「サスペンス映画とは、こう作れ!!」とでも言わんばかりに、謎が謎を呼ぶ作りになっていて、サスペンス映画の中で、もはや古典の位置にあります。
ただ、この脚本家、「LAコンフィデンシャル」という大きな実績があるのにも関わらず、あんまりいい仕事を貰っていない気がしていました。
それが、今回、この人をブログに書いておきたいと思った動機です。
やっぱり、どこの国でも脚本家の扱いはヒドイ(笑)
よく映画は監督のもの、演劇は役者のものと言われて、脚本のものと言われる分野はないと言ってもいい。
テレビドラマは、脚本家がクローズアップされる事もありますが、それでも、ごく一部の大先生だけで、中堅や新人がスポットライトにあたる事はありません。
彼が参加した作品も、「ポストマン」(1997)や「ソルト」(2010)などは、完全にお助けマンとして呼ばれた感じがあって、最初から参加していないようなんですよ。
だから、最初から参加している作品は、力を存分に発揮している。
とくに、イーストウッド監督の「ブラッドワーク」(2002)と「ミスティックリバー」(2003)は、凄いの一言。
今回の「ロビンフッド」も、ブライアン・ヘルゲランドの力が詰まっています。
それは、「ロビンフッド」という作品の解釈にあります。
監督の意見ももちろん入っていると思いますが、監督の注文を作品としてまとめるのは、間違いなく脚本家です。
ずばり、この作品の凄さは、ケント・ブランシェット演じる女性のキャラクターの作り方と使い方です。あとは、さっきも書いたように、ロビンフットをアウトローとして描いた事でしょう。
実際に作品を観て、目撃してください。
今後もハリウッド映画の脚本家達に注目して、ますます異質のブログにして行きたいと思います(笑)