前に書いた事があるけれど、シナリオライターとスポーツ選手って、共通点がけっこうあるような気がする。
まず、勝負をし続けていかなければいけない事。そして、上手くなるために、毎日、トレーニングをしなければいけない事が挙げられる。
また、試合に出るためには、レギュラーになる事が絶対になって来る。サッカーだったら、グランドプレーヤーは11人、バスケだったら5人の中に入らなければならない。レギュラーになっても、その中で有名になるのは、ごく僅かだ。
それは、シナリオライターの世界も同じだ。9時枠のテレビドラマは、60ぐらいしかないし、映画だったらもっと少ない。プロとして作品を書いて行くためには、その60の中に入っていかなきゃいけない。
だから、シナリオライターって、スポーツ選手の感覚がとても大事だ。
そんな事を考えてしまうのは、最近、ある本を読んだからです。
山本ケイイチさんという方が書いた、「仕事ができる人は、なぜ筋トレをするのか」という本です。
この本がメインとする内容は、筋力トレーニングがメンタルに利くということ。
本には、筋力をつける事は、簡単にできる事ではなく、何年も続けなくてはいけないこと。
なかなか見た目が変わらないと、嫌になって辞めてしまう人がいるけれど、二、三ヶ月続くと、自分自身が変わっていくのを実感し、前向きな自分になれる事ができると書いてあって、シナリオを書くうえでの共通点をみつける事が出来ます。
実際にこんな文章が載ってます。「芸術家がすごい作品を作れるのは、もちろん才能の賜物だ。しかし、才能だけでは作品は生まれない。人が遊んだりテレビを見たりしている間も、ずっと作品に向き合う。その粘り強さあってのものなのだ」
仰る通りです。スポーツ選手だって、ずっとレギュラーでいるために、厳しい練習を毎日のようにやって、上手くなっているわけなんですもんね。
粘り強さ、大事です。