備えと確認 | 今日のしっぽ村

今日のしっぽ村

東日本大震災を機に発足した犬猫保護団体。
2019年台風19号で被災した犬猫保護施設。

能登半島地震災害支援活動へのご支援をお願い申し上げます。


台風7号の接近で大雨が続いてます。

過去に、大型台風での被災経験もした
しっぽ村では村長はじめ、スタッフも
ヒリヒリ

厳重警戒で備えてます。



昨日までのイベント開催とは一変、

予想できて(対策できるかもしれない範囲ですが)被害を最小限に抑えるためにも、


朝から慌しく動き回ってました。


このまま無事に

(何事もなく)やり過ごすことができれば、

まぁ、臨場感ある防災訓練だったと思えば良い。


そんなことを願いながら、


再度、備蓄品のチェックと


対応を共有しました。





意識を体感するため、実際に電気を落とし

想定しましょう。


暗闇の中で非常灯のスイッチを🔛に出来るか、


室温のコントロール方法、

その他必要となる備品保管場所への移動、


犬ねこたちの様子には

どのような変化が出てくるのか確認します



(現在、しっぽ村は停電していません)


まずは、

🔦懐中電灯の確認

こちらは、置き型の懐中電灯

LEDタイプ




暗闇が問題となるなら、

緊急避難時に

誘導灯は必要です。




電池🔋の残量確認も忘れずに!




発災は、決して明るい時間帯とは限りません。


在宅時とも限りません。


人や動物の都合の範疇にないから

災いと言うのだと思います



大雨や頻発している地震からくる

土砂災害に加え、しっぽ村で

現在、最も懸念しているのが、

停電です。




この時季の停電は

考えただけでも恐怖😱



今日の実践では、


エアコンをオフにした状態。


天候は日差しの弱い曇り&雨🌧️


室温の上昇も緩やかで

保護猫たちはほとんど影響はなさそうでした。


とは言え、停電が長引くと

明日の天気には耐えれるはずもなさそうです。


どうかこのまま無事でいれますように



しっぽ村のような山間部と

海岸線、河川の近くでは


想定しなければならない被害や対策に違いはあると思いますが、


緊急時の初動こそ

命に関わる判断の時。


遭遇するかもしれない災いの

種類や規模は

いつだって想像どおりとは限りません。


それでも、

減災の対策や水や食糧といった物資の備えは

事前に可能だと思います。


また、それらの

チェックも重要です。


台風7号の影響を考えた時、

しっぽ村の立地条件からは


土砂災害によるライフラインの寸断から

地区孤立が予想されます。

そして、そのことはしばらく続くでしょう。


となると、どこまで守れるかが問題となります。


感染症のまん延防止のための

衛生用品

猫砂、消毒剤、トイレットペーパーetc..




保護犬猫たちの

フードの貯蓄




電力供給停止(想定してのテスト)では


曇天でさえ、


子猫たちのいる事務所



スタッフと三太くんの体感では


蒸し暑く感じられました🥵






三太くんにつけているのは、


首につける保冷剤です







万が一、避難が必要な場合は


窓ガラスを割って、

避難用のハシゴで降りる準備も

日ごろから備えていますが


(これは必要とならないことを祈りたい🙏)




一方、1階にある


犬舎では




もし、地震で

ワンコたちがパニックになったら

全員捕獲するのに時間がかかるかな・・・



土砂災害での施設破損の

場合はフリーの方が逃げられるのかな・・・



ケースによって対応に変化がありそうだなぁ。




今日の天候では1階は涼しいから

冷房不動でも問題なさそうだけど、

晴天だと、発電機や車両を利用しての避難が必要か・・・




緊急時に備えて、

発電機用の燃油や

全ての車両の燃料に給油し

しっぽ村に持ち込んでます



また

最近、増設した

貯水タンク




保護犬猫たちの10日分の飲料水を追加。



夏まつりイベントの

予定を変更し、

慌ただしく備えに動き回ったスタッフですが、




何事もなく


無事に、台風が通り過ぎますように…







みんな

このまま

穏やかに明日を迎えれると

嬉しいね。




スヤスヤ💤





しっぽ村 安川