幸せのかたち (どんべい編) | 今日のしっぽ村

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東日本大震災を機に発足した犬猫保護団体。
2019年台風19号で被災した犬猫保護施設。

能登半島地震災害支援活動へのご支援をお願い申し上げます。

皆さま、こんばんは。 

関東甲信地方
今夜は警戒級の大雪ピークのようです。


清川村もお昼から降り出したら雪



今日は、20頭ほど猫と犬のオペを

予定していましたが、


積雪で帰れなくなると困るので

獣医チームも早めに

ご帰宅いただくことに


片付けが終わる頃は



辺りは雪に閉ざされました⛄️



これは、帰れないわなぁ。


と言うより、明朝の路面凍結で

登って来れないわけには行かないので

泊まる事にしましょう。



皆様も、雪道には
お気を付けくださいね。

さて、
今夜は「幸せのかたち」のコーナーですニコニコ

猫エイズキャリアのドン・ゴロニャくん
(しっぽ村名:どんべい君)のご家族さまとの
日々をお伝えしたいと思います

以下はご家族さまからのご報告ニコニコ(一部抜粋)

🍀🍀🍀🍀🍀


いつもお世話になります。

早いもので1月末でドン・ゴロニャ(どんべい)がうちの子になって2年半になります。

譲渡の申込みをした時、とりあえず10年健康で楽しく過ごせたら、、、と申し上げたのですが
半年も経たないうちに巨大結腸症で手術をすることなってしまったことが悔やまれます。

現在は快食快便、元気に過ごしています。






ただ、入院した時によほどストレスだったのか何ヶ所もハゲができ、完全に治るのに1年近くかかったのはFIV陽性の影響があったからかも知れません。


獣医さんにも抵抗力が弱い傾向があるので
何かあったら早めに診せて下さいと言われています。

担当の先生には「ゴローさん」と呼ばれていて、最初はシャーシャー💢でしたが

今は大人しく受診できるようになりました。


FIVのキャリアとして気をつけているのはそれくらいで、むしろ巨大結腸症の再発が怖いので、絶対に便秘にならないようフードの種類や水の減り具合に気をつけています。


なので年に1度の健康診断は受けています。




実は私、今は亡きチャイガー君のファンでした。


寝る前にしっぽ村のブログを読むのが日課で、キャリアでも元気でかっこいいチャイガー君と

ちゃまる君のおじいちゃんコンビの画像や話題があると嬉しかったものです。

共に長生きした2頭のおかげで、ストレスの無いようお世話すればキャリアでも長生きできると信じています。


(左:ちゃまる 右:チャイガー)



そして、ゴロニャの日常の様子です!



座椅子に座っている人の頭を後ろから
コソッとパンチしてみたり。



食べたら寝る。


中にオジサンが入っているともっぱらの噂です。



変顔もします笑




大学で伴侶動物について学んでいた


次女はさすがに扱いが上手。

ゴロニャ氏は何をされても(あんまり)怒りません笑



次女がキッチンに入ってはいけないことを根気よく教えたので、ペットゲートが開いていてもその前で待ちます。


ちょっとだけ入っていますが笑、

ご飯の支度ができるまで行儀よく待てます。賢い子です。



転職して北海道から戻ってきた

長女とも2週間でこの関係。


寝ている長女にいつの間にか寄り添っていたり、長女が大好きみたいです。



でも私のことが1番好きだと思いたい 笑 


うちに来たばかりの頃は

けっこう本気の猫パンチが飛んできましたが、今では抱っこも普通にできます。


ほぼ毎晩一緒に寝ていて、寝る前に私を踏みつけながらベッドを一周。


優秀なニャルソックです。



大あくびをした時は口の中をチェック。


今のところ多少の歯茎の炎症はあるものの

口内炎は大丈夫です。




そろそろシニアの歳になってきましたが、遊ぶのも大好き。


毎晩寝る前にひと暴れするのが安眠の秘訣なのでしょうか?




チャイガー君のおかげで譲渡の時にキャリアかどうかと言うことはあまり気にしませんでした。


ブログ初登場の時からおもしろい子だなぁと魅かれて、スタッフさんに「恋に落ちたというやつですね!」と言われましたが 笑


とにかくゴロニャは賢くて面白くて大きくて重たくて抱っこのしがいのある良い猫です。


持病があってもなくても全ての生き物に死は避けられないことなので、それまでの時間を、

短いか長いかはわかりませんが、人も猫も快適に楽しく過ごしていかれるようにと考えています。

キャリアの子を迎える事を検討している方に1つだけアドバイスすることがあるとしたら、


身近に頼れる獣医さんがいるかどうか?ということです。


病気になってから探すのでは遅いので、無理なく通える範囲にかかりつけ医になっていただける病院があるか調べて、予防接種や健康相談などで猫を病院に慣らしておくことも大切です



また、キャリアの子はペットホテルが利用できないことがあるので、友だちやペットシッターさんなどの協力があおげるかも考えておくべきことかと思います。


🍀🍀🍀🍀🍀


(ご家族さまから頂いた私が大好きな写真)



そして、印象的だった言葉


「持病があってもなくても全ての生き物に死は避けられないことなので、

それまでの時間を

短いか長いかはわかりませんが、

人も猫も快適に楽しく過ごしていかれるようにと考えています」



(猫エイズキャリアは人間や犬、

他の動物には感染しません)



ご家族さま、ありがとうございました😊 


ゴロニャくんは大切にされ愛されとても幸せです✨




今後もゴロニャくんをよろしくお願いします🙇‍♀️


しっぽ村 菊地