(写真はハルちゃん♀)
耳先を桜の🌸花びらのようにカットしマーキングされた猫
避妊または去勢手術を施された印のある猫の耳先の状態を表す言葉です。
本日の記事では
【TNR活動】
という活動をご紹介したいと思います
TNRとは
Trap・Neuter・Return（トラップ・ニューター・リターン）を略した言葉で、捕獲器などで野良猫を捕獲（Trap）し、不妊・去勢手術（Neuter）を行い、元の場所に戻す（Return）ことです。
望まれない出産をなくし、殺処分数を減らすのに有効な最も手段と考えられています。
(参照：公益財団法人どうぶつ基金)
しっぽ村でも毎月、力を入れて
取り組んでいるTNR活動
以前のブログでもご紹介させていただきましたね
初めて聞く方はこちらの記事をご覧ください
⬇️
https://ameblo.jp/ananan223/entry-12699630367.html
昨年度は500頭以上の
飼い主のいない外で暮らす猫ちゃんたちを
捕獲(不妊・去勢手術のための一時保護)し、
不幸な環境で暮らす不幸な命が
これ以上増やさないように、、、
一代限りの命として 見守られ、
猫性を全うしてもらえるよう
活動に取り組んで参りました。
息を吸うたびに凍える極寒
一旦、日が沈めば
朝日が昇るまで
ただただ辛抱強く 待つ冬の夜
小さな身体で寒さに耐え、
外で生活する猫ちゃんたち。
幸せな生活とは程遠いサバイバルです。
しっぽ村施設がある神奈川県愛甲郡清川村では、今年に入って2回の積雪に見舞われました❄️
今日も 耳鼻が痛くなるほどの
冷たい風が吹いています
寒さばかりに思いの至る冬季ですが、
夏は 50℃を超える灼けたアスファルト、
喉の渇きと飢えを補う
保証はどこにも無い。
ケガや病に伏しても
人が介入しなければ、救われない
サバイバル生活
一歩間違えれば
命を奪ってしまう交通事故
猫ちゃん同士の縄張りの争い、
ケンカや感染症
スリ削って生きる命に関心を向ける余裕の無い人と共生する難しさ、
糞尿問題や虐待、動物の遺棄
（しっぽ村でも心ない人から子猫を遺棄された事がありました）
猫たちの訴えに
心を傾けると、飼い猫だった期間があったのかどうか、人のぬくもりに触れてきた子なのか。は想像できます。
君はどこから来たの？
飼い主さんのもとへ帰れない迷子の子
今日という日を
健やかに生きるために
命を削る。
その事を可哀想だと思い、手を差し伸べる事は
勇気が必要な事かもしれないけど、
それが普通の事だと思う社会になれば
不幸な命は
今よりずっと少なくなるはず。
未来を見据えた時、
毎日を過酷な環境で生きぬく
身寄りのない猫ちゃんたちが
これ以上増えないようにも
取り組んでいるTNR活動。
現在、最も有効だと思われる取り組みのひとつがTNR活動です
まずは、増やさないことが大事。
さくら耳カットは避妊・去勢手術の済んだ印
愛されている印とも言われています。
最初は1頭だった。
よく耳にするフレーズです
猫は100％
この数字は何だと思いますか❓
オス猫のペニスにはトゲがあり、引き抜く時にかなりの痛みがあり、その痛みによる刺激で排卵が起こり、メスが確実に妊娠するそうです。
メス猫は交尾すると、ほぼ100％妊娠そして出産すると言われています。
初めは1頭だった…
それが、他の猫を連れてきて子猫を産んだ…
妊娠期間は63日～65日で、年に２～3回出産できます。
1回の出産で子どもは4～6匹ですので、外で暮らすメス猫が避妊手術をしないと、１年で最大18匹もの子猫が生まれてしまいます。
1年で、あっという間に⚫︎匹になってしまって
近隣から苦情が入り困ってしまった…
(これも、よく耳にするフレーズです)
そうなる前に‼️
1人でも多くの方に
活動の取り組みを知っていただき
1人でも多くの方が同じ活動ができるようにすることも、私たちの役目だと感じています
この取り組みをわかりやすく伝えていくために、
TNR活動の講習会も行ってます。
今年も予定をしてます
(近日開催！)
詳細が決まり次第、またお知らせいたしますね！
会場の予約を進めておりますが、
場所は清川村にて、開催予定です。
参加者人数は新型コロナウイルス感染防止対策を徹底するためにも制限を設けますので、若干名にて開催予定です🙇♀️
TNRについて熱意をもって関心のある方は是非ご参加くださいね✨
私が経験してきた中で、
可能な限り有益なアドバイスが
できるよう努めます！
しっぽ村 安川
はじめましての方は
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