大きくなったね✨リノ | 今日のしっぽ村

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東日本大震災を機に発足した犬猫保護団体。
2019年台風19号で被災した犬猫保護施設。

能登半島地震災害支援活動へのご支援をお願い申し上げます。


皆さま こんばんは星

早いもので1月も最終日。

明日から始まる2月は
一年で最も寒いと言われる「如月」


犬猫たちは冬毛を纏い

モフモフ感が増す子もいます

ポッチャリカモフラージュ(笑笑)グラサン

まぁ、厚着をして体型をごまかすのは私も同じえー

皆様も暖かくしてお過ごしください。



さて、

今夜ご紹介させていただく子は

保護当初と比べると本当に
ふっくらしたなぁ照れ

としみじみ嬉しく思えるリノちゃんです




去年の9月末

TNRの現場で出会ったリノ

その時の姿はとても細く、痛々しい姿でした。



「目に黒い爆弾を抱えた茶白の子」

もしもあの時、リノに出会えていなければ

今頃はどうなっていたのだろうか。




この寒空の下で、小さな体で痛みを抱え

震えながら目を閉じる猫たちは

どれくらいいるのだろうか


今はまだ、

保護活動に終わりが見えない世の中。


リノのような猫たちが

いや、更に悲惨な姿の猫たちが

多く存在すると思うと

呼吸をする胸が痛いほど辛くなるし、


せつない。




それでも、

保護をした猫たちが元気になって、

小さかった体が一回りも二回りも大きくなって、

安心して休息し

時には喉を鳴らして甘える。




オモチャで遊ぶリノの体は

ふっくらして、本当に大きくなったねおねがい


 


リノは片眼を失っただけではなく


血液検査の結果、猫白血病ウィルス感染症。




産まれた時からそうだったのか、


あるいは

過酷な外の環境で暮らしているうちに


感染したのだろうか。。。



細い体で辛かったね、リノ




片眼を失ってしまったけど


リノは今、温かい部屋で


あの時の痛みからは解放されて


リノが見つめる先にはあるのは


リノを狙うカラスでもなければ、


ぶつかれば命をも失ってしまう大きな車でもない




同じ部屋の仲間だ





ご飯をたくさん食べて


 



ぼんくん:「リノちゃん よく食べるなぁ

ボクも負けていないけどニャ」



人の温かさに触れて




安心して甘えれる事を知りました。




そう!


ここは、寒い外じゃない



苦しむ場所じゃない


幸せを掴む場所だよ



リノ


大きくなったけど、


もっともっと

お腹いっぱい

幸せいっぱいになろう



人の優しさやあたたかさ


仲間のいる安心感、


残された片眼で見る世界は

いつだって優しさとあたたかさに

あふれている。

今はまだ
保護猫生活だけど、
そのことを感じてほしいな。



不幸な環境で暮らす動物がゼロになる。

そんな社会になる事を

私たちは願い、目指しています。




リノ
猫白血病キャリア
2歳 ♀



良きご縁と
優しいご家族さまのお迎えを
心より願っています。

どうぞ宜しくお願い致しますキラキラ



しっぽ村 宮