給餌活動 7・25 / 7・26 | 今日のしっぽ村

今日のしっぽ村

東日本大震災を機に発足した犬猫保護団体。
2019年台風19号で被災した犬猫保護施設。

能登半島地震災害支援活動へのご支援をお願い申し上げます。

今週の飯舘村(福島県)給餌活動は

しっぽ村でボランティア活動に

ご尽力くださっているTさんと、

2度目の給餌活動参加になった

学生ボランティアMさんと私の

3名での活動となりました。


平年では

そろそろ梅雨明け宣言が

聞かれても良い頃。


カラッと晴れた夏の空を

待ち遠しく思うのは、

私たちだけではないようです。

お花も

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ワンコさんも
(暑いの苦手だワン♪)
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きっと青空を待っているに

違いありません。

今回は、先月しっぽ村入りした

にゃんこの「ほたるちゃん」と同じ敷地内で暮らしていた、サビ猫ちゃんの保護を行いました。
(飯舘村小宮地区)
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サビちゃん
突然の出来事で、驚いてしまいますよね。

解体予定の この家屋で
おそらく最後となる猫さんの保護です。

これでようやく
この餌場を給餌ポイントから除外できます。

動物病院で健康チェックを受けた後、
とても大人しく待っていてくれました。

2日間の給餌活動が終わり次第、
「ほたるちゃん」の待つ、
しっぽ村へ向けて出発です。

(無事にしっぽ村へ到着した
サビトラちゃん 迫力の6.2㎏❗️
早速 ダイエット開始だニャ♪)
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さて給餌活動のレポートを

続けていきます☆


こちらは給餌活動ブログでお馴染みの
ホタテちゃん
(飯舘村大倉地区)

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夏毛になったのかな?
少しスリムに見えますね。

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カリッ カリッと小気味いい音を立てて、

美味しそうにフードを食べてくれました。


⬇︎コロコロとした子犬だったシーサーも、

こんなに立派な成犬になりましたよ。


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身体中に花の実をたくさん付けて^ ^

動物たちがすくすくと成長していく姿が見れるのも、給餌活動での楽しみの一つです。

実はいつもシーサーと一緒にいてくれたお母さんは、イノシシを追って山に入った後、かえってくる事はありませんでした。
(この地方では、元々犬は畑の作物をイノシシなどによる被害から守る為に飼われてきた歴史があり、シーサーのお母さんもまた、畑を守ろうとしたのかもしれません。)

お母さん
シーサーは元気に生きています。


暑い夏、寒い冬を乗り越え
どんなことがあっても諦めず
たくましく生きていく動物たち。

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給餌活動を通して、
私たちは 生に
忠実に生きている動物たちをたくさん
見ることができます。

「命がある限り 本能のまま生きている」動物たち。

生きている意味を見つけるために、
何かを追い求めて生きている
私たち人間には、
到底出来ないことだと、感じます。

今月初旬からは、一時帰宅が可能となり、
住民の方々も帰村に備えての動きが見られる飯舘村で
飯舘村民歌「夢大らかに」という石碑が目にとまりました。

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その中で 繰り返し刻まれている
「わが ふるさとよ」の文字。

今も 故郷を想う人々が大勢いるのでしょう。

既に起きてしまったことを、元に戻すことは出来ません。

けれども、東日本大震災と原発関連事故により、失われた多くの命があったこと。
そして、
必死に生き抜いた尊い命があったことを伝えていくこと。

それがもし自分だったら‥と置き換えて考えていくこと。

それが、福島で活動を続けてきた私たちに出来る、支援の形になっていくのかもしれません。


最後に

今週の飯舘村活動に参加してくれた、
(受験を控えた学生の) Mさんから

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前回来た時は、雪がとても降っていて膝あたりまで積もっていたので、あたり一面真っ白でしたが、今回の福島県は緑が多く、別世界のように感じました。
近頃は多くの地域で避難指示の解除などがされ始めていたり、家屋の撤去、建て替えが始まっていたりなど、犬や猫にとってまた大きく生活が変わる時になっていると感じました。
こんな時だからこそ、私が出来ることは少ないかもしれませんが犬や猫のために出来ることをしていきたいと、再確認しました。
お役に立てたかはわかりませんが、同行させていただきありがとうございました。
また、しっぽ村の方にもおじゃまさせて頂きます!

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動物たちの命を想い

私たち 清川しっぽ村を

活動に向かわせてくださる皆さま、

応援してくださる皆さま、

本当にありがとうございます。



清川しっぽ村
吉島 崇憲

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