活動しやすい一日でした。
しっぽをグルグル回して
歓迎してくれます。
ひとときのおさんぽタイムが終ると
ごはんですよー。
お腹減ったよね、
チョット待っててね。
到着と同時にスリスリと
擦り寄ってくる子が多く、
ここを離れることを躊躇させます。
帰宅し生活することが認められてる期間
です。(再来週くらいまで)
お話することができるので、避難先の
様子などもお聞きすることができます。
震災前から飼っていた猫さんに加え
震災後に保護した猫さん、
避難先の仮設住宅で保護した猫さんが
(しっぽ村保護中→里親様決定)
暮らしております。
避難先の仮設住宅には
連れて行くことが出来ず、
飼い主様も猫さんたちも不憫な思いを
されてます。
多くのことに
地域の特色があるように、
飼い猫、飼い犬
についても地域の特色に似た、人の
意識の違いがあります。
もちろん、動物に対する愛情は
どちらも深いものであることは言うまでも
ありませんが、昨日は
お話するうちに感じたことがありました。
都会で生活する、一般的にペットと
言われる動物たちと、飯舘村内で
暮らす(暮らしてきた)飼い犬、飼い猫とで
はもしかすると、飼い主意識は
似ていて異なる部分が多いのかもしれません。
例えば、農家で暮らしてきた猫さん。
護ってきました。
猪やカラスから
畑を護ってきたのかもしれません。
家族とともに家を護もり、仕事をしてきた
パートナーと一緒に生活が出来ない
環境にあるとしたら、これは幸せなこと
ではありませんね。
前出の飼い主様もおっしゃってました。
10年以上 家で働いてくれた猫を
避難先に連れて行けないことに
憤りを感じるけれど、決まりは決まり。
今は耐えるしかないのだと。
家人が帰らない夜は
真っ暗な家で飼い主の帰りを待ち
留守を護っているのでしょう。
そして、この現状に終わりは来るの
だろうか。
感慨深い気持ちで
働きもので、
年老いた猫の頭を撫でると、
何か新しいものに触れた気がしました。
さて、本日は
前回に続き 生活環境改善のお手伝いに
かかりました。
猫の越冬BOX(断熱小屋)
10基をお届けすると、
犬小屋の雨避け作りに取りかかりました。
暖かい毛布を小屋の中に
入れてあげると、
気持ちは温かくなりました。
これでキット、
雨が降っても毛布は濡れないからね。
清川しっぽ村