みらんちゃんは
同じ白血病の保護猫だった
リノちゃん🌈あおぞらくん🌈と、
先にお空へと旅立ったお友達に
優しく寄り添い見送ってくれていましたね。
このお部屋からは、悲しいお別れだけではなく
先日は、すずちゃんに新しい家族が決まり
お見送りしましたね👪🐈
次の幸せのチャンスは
みらんちゃん?!と可能性もあっただけに、
なんとか乗り越えてほしかったけれど、
体調不良から回復できた白血病キャリアの子は、しっぽ村での保護経験上、実に稀です😿
それくらい困難な病です。
試練の壁
ぼんくん、チャームちゃんも
みらんちゃんの体調の変化を悟ったのか
みらんちゃんの毛繕いをしてあげたり、
寄り添う姿が多く見られました。
「みらんちゃん、大丈夫?」
きっと、わかるんだよね…
今は、
みらんちゃんが弱って勇気づけなくちゃいけないことを。。
息苦しそうな様子が見られるようになり
酸素室を稼働すると、チャームちゃんも入って
安全確認をしていましたね。
夜間には、ボンくんも寄り添ってくれていました
呼吸が苦しくなったら酸素室へ入り、
落ち着いたらお部屋へ戻り、自由に出入りできる空間を作って、いつでも仲間たちと寄り添える時間をサポート。
「大丈夫だよ、がんばってるね!」
「今日は、たくさん食べれたね!その調子だ!」
私たちができることは、悲しい感情が伝わらないようにすること。
今を一生懸命がんばって生きる
みらんちゃんの前では泣けない。
生きようとする姿に、不安や負担をかけてはいけない。
不安なのは、私たちよりも今を生きようとしている子たちだから。
そっと撫でながら声をかけ
ちゅーるを食べさせたり、給餌をしたり
お部屋もホットカーペットで暖をとれる場所
常温の場所、ひんやりする場所、そして息が苦しくなったら酸素室へ
どこでも好きな時に
好きな場所を選べるように。
しっぽ村でこれまで
たくさんの子を看取ってきましたが
介護や看取りは、どの子も違い、同じ介護や同じ看取り方はありません。
それが「いのち」というものだと感じてます
それぞれの感情もそれぞれ。
元気に回復してほしいと願う
私たちの想いは届かず、
ゆっくりとお別れの時が刻まれます。
小さな手で
ギュっと力強く握り返してくれる
みらんちゃんの手の温もりは今も忘れません