過去、セックスフレンドという存在が居たことはありましたが、
「セックスフレンドになりましょう」と明言していたわけではなかったので、
きっちりと割り切れた関係ではなかったと自覚しています。
今、明確なセックスフレンドがいて、
お互いの目的がセックスにあるという点においてブレない為、
非常に良い関係が築けていると思います。
相手がもしも、恋人だったら、
「こういう愛撫のやり方は嫌だ」とか「もっとこう舐めてほしい」とか、
なかなか言い辛かったりするものです。
それは、相手に強要したり、相手を否定する事につながるからですが、
しかしセックスフレンドの場合だと、
お互いが気持ちよくなって、満足する為に必要な事だと理解しているから、
不満点、反省点、改善点等が言いやすいのです。
なので毎回、セックスが終わる度に振り返りの時間があります。
回数を経る毎に、満足度が上がっていく手応えを感じます。
そう考えると、若い子とはセックスフレンドには適さないのでしょうね。
ある程度経験してきた人、感情ではなく割り切って考えられる人、
そういう人でなければ、この関係は成り立たないのです。
しかし本来であれば、セックスフレンドよりも恋人のほうが、
もっと高次元で親密な関係であるのだから、
言いたいことを言い合って、お互いを高めあうべきであるのに、
なんとも矛盾した話です。
例えば、「もっとこう舐めてほしい」なんて言ったら、
「前の相手と、そういうプレイしてたのかな・・・」とか
「前の相手と比較されてて気分が悪い・・・」とか
そういう不要な考え、思いつきが頭を過ってしまうのです。
そして喧嘩になったり、最悪、別れてしまったり。
今その相手とセックスしているという絶対にぶれる事のない事実があるわけで、
そこには少なからず愛が存在しているはずであるのだから、
相手の発言が「無神経」だと感じたとしても、
ポジティブに受け止める事で、よりよい関係に導いて行ける事がある気がします。
これはセックスだけの話ではなく、仕事でも遊びでも、同じですね。
悪意ではなく善意である事が明確な状況であれば、
なるべくポジティブに受け止める事が、
より楽しく人生を過ごすヒントのような気がしました。