今日ロッキンのタイムテーブルが発表されましたー!!
2日目のトリがBUMPで嬉しい限り!
3日目のドロスは夕方で、これは前回言ったようにいい時間かもしれないですね。楽しみ!!


今日はマイナーなやついきます。
たまにはね。

公式動画はないので割愛させていただきます。



Underconstruction

曲名が少し長いですが。『建設中』みたいな意味です。
『I Wanna Go To Hawaii』収録。
『Rocknrolla!』の次の曲がこれって、またこの差はすごいですね。


バラードまではいかないですが、すごく落ち着いた曲です。
彼らにロックなイメージを持っている方が多いと思いますが、これはそのイメージを覆す1曲だと思います。
歌詞は全編英語。


私はこの曲を、去年の『ご馳走にありつかせていただきます』ツアーで聴いて、とても感動しました。
この曲は『Burger Queen』を除いて5曲目だったのですが、それまでの曲が
『ワタリドリ』、『Boo!』、『ワンテンポ遅れた~』、『Famous Day』で、
『ALXD』の曲順だったんですね、
これは次『Adventure』かなと思ったら見事に裏切られました。
聴いたことはあったのですが、そんなに印象が強くなくて、
でもライブで実際に観てからはとても大切な曲になりました。

とにかく美しく、儚く、切ない曲だなと思いましたね。
英詞はよくわからなかったですが、歌詞をちゃんと理解した今では
音楽をやっていく彼らの強い意志も見える、素敵な曲だと思います。


なんというか、胸がいっぱいになるような、曲が進むにつれて満たされていくような感覚。
感情の波が乗りやすい曲だと思います。
ギターから始まり、シンプルなドラム、ベース。
途中でベースがなくなるところもありますね。
ギターソロのあたりから少し賑やかになり(ハイハットのオープン)、
最後のサビに入ったところからドラムのタムやシンバルでとても音が厚くなる気がします。
うーん。サトヤスさんお見事です!!
個人的に一番素敵なドラムは、1回目(この曲あんまり1番2番とはっきり分かれていないので)の
『Coz I know~』ってところですね、ライドの音がぴったりすぎるくらいぴったりです。

そしてまた最後に音が少なくなって、シンプルになって、最初と同じ形で終わる。

この、最初と同じ形で終わるのに、微妙に歌詞が違うっていうのがいいですね。
何回か出てくる、『Hello am I still standing tall?』(tallがstillのところもありますが)、
意味は『ハロー しっかり立っているか?』
それに対して最後に『You know I don't need to answer that』(その質問にはもう答える必要がないだろう)で終わるんです。

曲名の『Underconstruction』、納得です。
この曲は『(自分を)建設(している)途中』の過程だったり内容だったりを歌った曲。
はじめに投げかけた問いに、1つの答えが出るまでの曲


私にとっては、良い歌詞が多すぎて、ポイントは選べないです。全部読んでみてください。
中身は他の曲と近いです、当たり前ですけど。
「しっかりと自分を持て」という言葉に集約されるとは思いますが、
様々な表現がされています。
例えば『Before I die I 'm not gonna die』(死ぬまでに死ぬことはないだろう)のような。
これは本当に1人の人間の内面に迫った曲で、一人称視点がほとんど。
つまり、等身大の川上洋平、あるいは[Alexandros]というバンドを綴ったものなのではないかと。
このバンドの持つ、苦悩すらも凌駕する強さ、意志。
だいぶ前の曲ですが、ずっとこうやって音楽やってきたバンドなんだなあとしみじみ思います。


白井さんのギターの切なさがたまらないですね。。
イントロのフレーズ、私、好きすぎて耳コピしました、ギターで。
ドラムに関しては先ほど解説しましたが、この曲もドラムの表現の幅によるところが大きいですね。
ベースは結構シンプルで淡々としてます。そしてまた今回も褒め称えるべきコーラス。
コーラスが入るのは後半からですが、これもまた曲の盛り上がりの波を作るのに大きな役割を持っていると思います。
最後のサビの美しさを引き立たせているのが磯部さんのコーラスです、間違いなく。
どこからこんな高くて美しい裏声が出るんですか?



今回の『Underconstruction』、3月に発売された、ツアーの映像作品にもばっちり収録されています!
おそらく今まで紹介してきた曲の中で、最も知名度の低い曲だとは思いますが、
シングルカットされている曲だけが名曲ではないです。本当に。


今日は「ストロベリームーン」という月だそうで、
赤みがかった満月が見れるそうですよー!
私も見たのですがあまり赤くなかったです・・・。


いやーもうすっかり夏ですね、夏の音楽シーンに欠かせないものといえば野外フェスです!


そう、実は私には夢があるんですよ。キング牧師みたいになっちゃいましたが。


想像してください、
あなたは一番大きなステージを前に、開放的な客席エリアに立っています。
時間は夕方6時過ぎ、
日が傾いていて沈むか沈まないか微妙なライン、まだ少し空は明るいくらい。
昼間に比べてだいぶ涼しくなり、時折吹く風に吹かれながら、
こんな曲が聴けたら素晴らしいと思いませんか?



Starrrrrrr





前置きが長くなりましたが、要は、ロッキン行ってトリの時間帯に野外でドロスを聴きたいってことです、出来ればこの曲を聴きたいなってことです。
皆で『彷徨って途方に暮れたって~』とか、『light up all the star yeah』とか大合唱したいなってことです。


『Starrrrrrr』の「r」は7つ。意味はまだ公開されてません。
今回挙げたMVは炭酸水「GEROLSTEINER」が開発したエフェクターとのコラボで、
アルバム『Me No Do Karate』に収録されているのとは少し異なります。
このMVの白井さん、いつにも増してリヴァイ兵長感がすごいと思うのは私だけですかね?


さて、ちょっと個人的な思い入れをお話しします。
まず『Starrrrrrr』は私が初めて観たドロスの曲です。
2014年12月29日のCOUNTDOWN JAPANで、私はほぼ予備知識もなく、
ただその時間暇だったというだけで偶然EARTHステージを観に行きました。
あんまり好きではなかったです、観るまでは。
1曲目がこの曲で、曲名もよくわからなかったのですが、
1発KOでした。やられました。参りました。一目惚れならぬ一聴き惚れです。

そしてちょうど1年前、サークルのライブでこの曲を演奏することになったんです。
提案したのは私です。
めちゃくちゃ楽しかった!!
当時『ALXD』が発売され、ドロスの沼に片足突っ込んだ状態だったのですが、
そのドロスへの興味を加速させるのにこの曲は一役買っていました、間違いなく。
演奏するからには練習しなくてはいけないし、だから毎日のように聴くんです。
聴くたびに良いなと思い、スタジオで合わせてさらに楽しい。そりゃ好きになりますよ。
余談ですがそのバンド、川上洋平の誕生日の日にスタジオに入って、勝手にハッピーバースデーしてました笑



さて、まず歌詞に着目。
私にとっては応援歌ですねこの曲は。
[Alexandros]の歌詞は川上洋平さんが書いているので、他の曲と似通ったところもたくさんあります。当たり前です。それがいいんです。
「自分は自分であるべき」というメッセージが強い気がします。
『どこまでも私は私だから 貫いて 誰に何を言われようとも』
『この場所で この乱れた時代で 傷付きながら 己の歌を刻んでいく』

幼い頃の夢、大人になって叶わないと切り捨ててしまった夢、
『その続きを 今 生き抜いていけ』って背中を押してくれています。

あとサビの一番耳に残りやすい歌詞、
『彷徨って途方に暮れたって 明日にはまた新しい方角へ』
この歌詞がとても好きです。
私は聴いた時、「あっ、『彷徨って途方に暮れ』てもいいんだ」と思って心が軽くなりました。

タイトル通り、星の描写が多いですが、「光る」「輝く」ものとしての星は勿論、
「目印」という意味や「生きている」こと、「時間の経過」なんかも全部包含する言葉として
タイトルを付けたのかなと思いました。



音楽としては、アコギが使われているところが素敵ですね。
爽やかな、この曲の世界観をぴったりです。
あとピアノ。『Starrrrrrr』という曲名にふさわしく、キラキラした雰囲気を作るのに大きく貢献しています。
キラキラといえば、ドラムのCupの奏法もかなり効果的ですね。シンバルのキラキラ感が素敵。
ギターはソロも勿論見せ場なのですが、曲を通してかなり主張しているところが多いというか、
旋律と同じ動きをしたりピアノと同じ動きをしたり。
でも耳障りではなく、決してボーカルを邪魔しないんです。
昔の曲でいえば『city』、最近でいえば『Famous Day』のような、こういう白井さんのギター、すごく好きです。
さて恒例の・・・。
ベースの動き、めちゃかっこいいなとずっと思ってました。特にサビの動き。動いてますねえ。
そしてコーラス、最高です。コーラス、最高なんです。
サビの爽やかで伸びやかな高音、『失っていく 失っていく~』などのオク上のユニゾンでもう胸いっぱいなのに、さらに最後の『light up all the star yeah』。
私の中では、コーラスという点においてはぶっちぎりで磯部さんがNo.1なのですが、
この曲は特に美しいです。

1番、2番そして曲の終わりにそれぞれ出てくる、皆がきっちり合う動き。
これが合った時の快感、半端ないです。自分で演奏してみてわかりました。
ここ、バンドとしてすごく美味しいところですよね。さすがドロスです。


今日は『Starrrrrrr』を紹介してみました!
この曲はおそらく彼らの代表曲の1つだと思うので、ぜひ!
そして夏フェスで、野外で、聞けることを願っております!!!切実!!!!



最近アルバム収録曲の紹介が多くてMV全然なかったので、
今回はちゃんとMVあるやついきます。

MVあるけど割と昔で、あんまり知らない人もいるのでは?って曲いきます。

以前『city』の記事で書いた、私的Best 5のうちの1曲いきます。


今回は・・・



Kids






『ワタリドリ』から入って『ALXD』はOK!!なあなた。
あるいはフェスでよくやる曲くらいは網羅してるかなってあなた。
いや、もういっそドロス聴いたことなくてもいいや!!今すぐ聴いて!!

『Schwarzenegger』収録。


この曲、多分[Alexandros]の曲の中で、すごく知名度が高いってわけではない曲だと思うのですが、大曲感がすごいんです。
曲の長さも6分程度となかなか長め。
しかも、少し展開を把握しにくい曲な気がしますね。


歌詞は100%英語!
ですがMVには戸田よぺ子さんの訳詞がちゃんとついてますのでご安心を。


私はアルバムをiPodに入れてからこの曲を知り、訳も何にも知らないままこの曲を好きになりました。
何となく聴いてみたらまあどハマりしましたね、去年の夏頃。
合宿に行くバスの中で延々聴いていました、ドロス特集のJAPAN読みながら・・・。
その直後、座骨神経痛とぎっくり腰を二重に患い、1週間ほど寝たきり要介護の生活を送っていたのですが、ずっと聴いてました。
さらにどうでもいい話をすると、その時全く動けずひたすらマイクラpeをやっていたので、
私の中ではマイクラpe=Kidsです。勝手にBGMとして認識しています。



この曲を初めて聴いた時に1番素敵だと思ったのは、異国情緒
この異国情緒というのは、洋楽の影響を大きく受け、海外生活を経ている[Alexandros]の音楽の中には散見されるものですが、『Kids』に関しては特にその印象が強いです。
曲調は勿論、歌詞が英語だということ、さらに歌詞の中に出てくるイタリア人、
サントリーニ島イア、ハスタマニャーナなど、地名や外国語が断片的に出てくることも
この曲の異国感を強めるファクターとも言える気がします。
(ちなみに「ハスタマニャーナ」ってスペイン語(Hasta mañana)で「また明日ね」みたいな意味です。スペイン語では「h」は発音しないので正しい発音は「アスタマニャーナ」だと思いますが。いい言葉です。)


そして、イントロのギターから感じられる、物悲しいような切ないような感情。
『Girl from Italia Bittersweet pain in my head』なんて歌詞も出てきますが、
このあたりは帰国子女ならではの経験が土台になっている気がします。
インターナショナルスクールに通っていて、いつ別れてしまうかもわからない中で
人間関係を気付いてきた川上洋平だからこそ書ける歌詞とも。
何というか、この歌詞は曲の切なさにぴったり合っている気がするんです。


あと、私は『Kids』を聴く度に一定の景色が浮かぶんですよね。
海辺に2人の男の子と女の子がいて、夕陽が水面を照らしていて、一面オレンジ色なんです。




これだいぶ前にこの曲聴きながら描いたやつなんですけどこんな感じ。
MVだとわからないんですけど、アルバム音源で聴くと、最後にギターのアルペジオと波の音が入っているんです。



ただ、改めて歌詞を見直してみると、この曲に関しては「自分と誰か」の2人を対象にしているというより、「自分」1人の内面を歌った曲のように聴こえます。
1人の人間の感情だったり、「生きること」についてだったり、
そういったことについて強く書かれた歌ですね。
『We ought to live and mistakes』(俺達は生きる為に存在するんだ)、
最後の歌詞(少し長いので割愛、訳「自分の能力や可能性を信じてあるがままに生きるべきなんだ」)からそんなことが読み取れます。
そして『I want you to shine on~』のところの歌詞は「君」に向けた歌詞。
「お前の健闘を祈る」みたいな感覚でしょうか。
1人の内面を歌ったと言えども、その視点は一人称ではなくてあくまで客観的に見たものとも言えそうです。


うーん、難しい。
曲を聴いて思い浮かべる風景は2人、歌われている内容は基本的に1人のことで、でも他の視点から見ているようで・・・。
って考えていると、結局ぶつかる問いは「『I』は誰なのか、『You』は誰なのか、そもそも『Kids』ってタイトルは何なのか」という事。


そこで行きついた私なりの答えを書きますね。
この曲を作った川上洋平さんがどういう考えで作ったのか全く知らないのでそこはご了承ください。


多分、これは「大人」が「子供」に向けて歌った歌だと思うんです。
だから私の解釈では「I=大人」「You=子供」
で、この大人はただ子供に向けてのメッセージを歌うのではなく、子供時代の自分というものも
対象に含んでいると思うんです。
大人になって時折思い起こす幼い頃の記憶や、大人になって失われたり薄まったりしてしまった感情や感動、そして勇気や自由さ。
子供に向かって歌い、それらを教えると同時に、大人になった自分が子供時代を思い出し、自分自身にそれらの大切さを再確認させる、そんな曲だと感じます。だから『Kids』。
(一般的な子供も自分自身も対象にするので複数形なのではないかと。)
決して一方的に語るのではなく、子供時代の自分を尊重し、
子供だからこそ持つ素敵なところを大切にしながら子供の背中を押すような、
そして自分の現在を照らし合わせあるべき姿を確かめる、そんな音楽、『Kids』。
とりあえずこんな解釈に至りました。



あ、、すごく長文になってしまった・・・?
のであとは手短にいきます。
ギターソロの切なさがハンパない。白井眞輝ハンパない。
磯部さんは初めてピックでベース弾いたらしいです、この曲で。
この前ビバラ行ってMUSICAを手当たり次第読んでたら書いてありました。
MVのおまけ、今回は磯部さんですが、この人、ステージ上での無邪気さは今と変わらないんだなと思ったり。いつも喋る時とかクールでしっかりしてる印象なのでギャップが激しい。素晴らしい。
サトヤスさんについては、とりあえずなんで上裸なんですかね?
ライドシンバルの入れ方1つで曲調って大きく変わるものだと思いました。ライドってこんな異国感出るのかあああって感じです。



ちょっと語りすぎました感。
この曲、稀にライブでやっているみたいですね、
ファンクラブライブで演奏されていたようです。
ウェルアレでグドモの金廣さんともセッションしてました。
私もいつか聴きたいです、これ聴けたらもうOKです(嘘)




私事ですが昨日は自分の所属する団体のライブをやった直後に
赤坂BLITZに言ってsumikaのライブを見てきました!多幸感!
この話もいずれしていきたいです。


さて今日も紹介していきます。


暑さを吹き飛ばす痛快なロック!!
『Rock 'n' roll won't die』!!!



ワンテンポ遅れたMonster ain't dead



これは『ALXD』収録、3曲目です。MVは公式にないので割愛。

3分ちょっとという短めな曲ですが、これはすごく濃密な曲だと思います。


パッと聴いた感じはわかりやすい「普通の」ロックらしい印象を受けますが、
聴けば聴くほど気づくことがどんどん増えていく深みのある曲だというのが私の見解。
[Alexandros]の曲を何回も聴きたくなるのって、そういうところなんですよ。
何回聴いても発見がある、飽きない音楽。素晴らしいです。


まず、サビにしても『ワンテンポ遅れたMonster ain't dead』のところにしてもキャッチーですね。
1回聴いたら概ね覚えられるような。

私が特に好きなのは2番後のCメロです。
『Everybody tell me I'ma "Rock' n 'roll Star!』の『Rock 'n' roll Star!』!!
世界一を目指し続ける彼らならではの歌詞です。ぴったり。皆で歌う形になっているのも◎
そして『Rock 'n' roll won't die』ですよ、その通り!


曲調は勿論痛快なロックですが、歌詞もかなり痛快です。
彼らの「強さ」がよく表れた歌詞とも言えます。
「いじめ」や「からかい」に対する反逆の音楽ですね、まさしくRock 'n' roll。カウンターカルチャー。

特に自らの改名について述べた歌詞があるのが面白い。
これは2番Aメロなんですけど、この部分とても面白いんですよ。
洋平さんと磯部さんが掛け合いするような形で進み、
『[Alexandros]』のところでぴったり合うという。
歌詞のリアルさ、音楽としての面白さ、どちらを取っても満点ですね、最高。



そう、そしてこの曲の重要なポイントはBメロだと思います。
Bメロで一番耳に残るのは洋平さんのまくしたてるところ。
この歌詞もかなり痛烈なのですが、それ以上に歌詞の進む速さに驚きます。
本人もおっしゃっていましたが、まるでお経。

私もしばらくはボーカル中心にこの部分を聴いていたのですが、少し聴き方を変えるとまた違ったことに気付くんです。
白井さんのギターはボーカルの動きと全く関係ない(ように聴こえる)動きをしています。
磯部さんに関しては突然のスラップ。かっこよすぎ。
サトヤスさんはおそらくチャイナシンバルかな、シンバルの連打と隙間を埋めるようなスネア。
とまあそれはそれは四者四様の演奏をしているんですよ。
しかも、それぞれが割と主張しているという。
なんでこれが曲として成立するんだと不思議なくらいです。

そんなBメロから一転、次の瞬間にはキャッチーなサビに入っているんです。
言ってしまえば、混沌(Bメロ)から秩序(サビ)へ一瞬で展開するということ。
この展開の速さとギャップ、これはこのバンドの大きな魅力だと思います。
強すぎるほどの個性を持った4人がそれぞれを主張するところ、
その個性が1つになって大きな音楽を生み出すところ。
計り知れないパワーを持ったバンドですよね本当に。



この『ワンテンポ~』はいわば[Alexandros]というバンドの魅力を凝縮した曲だと私は思っています。
聴けば聴くほど深みにはまるところ、4人の個性が存分に活かされているところ。
曲名の「Monster」は自分たちのことだとおっしゃっていましたが、
(デビューが遅かったから「ワンテンポ遅れた」と付けたようです)
本当にMonsterですよ、[Alexandros]は・・・。






少し日にちが空いてしまいました。。


今日は6月16日。

ちょうど1年前、ふらりとタワレコに足を運んだ私が、
入ってすぐの展開を目にしてなんとなく視聴し、
1曲と聴き終わらずに買うことを決意したアルバム、
それが
『ALXD』
です。
初回限定盤、しかもポスターまで付いていて、
買い終わってから「バイトなのにこの荷物どうしよう」と思ったくらい。
もう衝動的かつ直感的に手に取ったアルバムでした。


今回は特別編ということで、このアルバムの素晴らしいところ、
特に曲順などアルバムの流れに注目して語りたいと思います。


まず1曲目『ワタリドリ』
私は、この曲を1曲目に持ってくる彼らの勇気に感服します。
なぜなら、『ワタリドリ』はいわば彼らの代表曲。
バンドに詳しくない人なら[Alexandros]=ワタリドリくらいの等式が出来上がっていてもおかしくありません。
それをアルバムの1曲目に収録すること。
もしかしたら、1曲聴いて満足してしまう人もいるかもしれません。
あと13曲、素晴らしい曲が入っているのにも関わらず、それが無視されてしまう危険性が十分にあります。
それなのにこの1曲目、ただただ脱帽です。
勿論この位置に意味がありますよ、最後まで聴かないとわかりませんけどね。
ただ、アルバムの幕開けにふさわしい、爽やかな曲であるのは事実です。


2曲目『Boo!』は「ブー」というまさかの効果音から始まる曲。しかも間髪入れずに始まります。
『ワタリドリ』で作った爽やかロックバンドという世間一般のイメージを一転させる感覚。
この2曲の流れは全体の流れを知っていても心躍りますね。
[Alexandros]はここからだぞ!みたいな笑

そして3曲目『ワンテンポ遅れたMonster ain't dead』からの『Famous Day』
ずっしりしたロックの『ワンテンポ~』から洗練されたメロディで始まる『Famous Day』、
この差も聴きどころの1つです。


ちょうどアルバムの半分、『Buzz Off』はインタールードでちょっと中休みのような感じ。
スタジオの断片的な風景を、音楽という形でリスナーに届けてくれています。
音質はあまり良くなく、ごちゃごちゃした音です。しかもノイズのような音が入って
最後まで聴かせてくれない。。

からの『Oblivion』。この美しいピアノの旋律。
煩雑で散らかった世界に一筋の光が差したような、
ごちゃごちゃしたものが1つにまとまったような感じで、ここの流れも本当に素晴らしい。
鳥肌が立ちます。
アルバム後半、新たな幕開けとも言える1曲です。

『Oblivion』の余韻を引きずったままイントロに突入するのは
先日紹介した『Leaving Grapefruits』。ここは見事につながっています。


お次は『Dracula La』。イントロの「1.2.3.4.」。言うことなし。

『Dracula La』、『Droshky!』、『Dog 3』のこの流れを
私は3Dと密かに呼んでいるのですが、
徐々に重厚なロックになっていく感じが堪らないですね。。

そして続く『Run Away』に入ると、先ほどまでの激しさは何処へやら。
ピアノとギターの澄んだ美しいメロディーが全てをかき消します。


『Run Away』のアウトロは『Coming Summer』のイントロへとそのままつながります。
これ、初めて聴いた時心底驚きました。

さらに、驚くのはまだ早かった、
なんと『Coming Summer』のアウトロはワタリドリのイントロのフレーズなのです!

最後まで聴き終わって、またふりだしに戻るということですね、なんと粋な・・・。

『ワタリドリ』以降の曲が個性的でインパクトが強いため、
聴き進めているうちに『代表曲』である1曲目の印象が薄い気すらして来ますが、
『Coming Summer』で見事に引き戻してくれます。
もう1回聴きたくなりますね、『ALXD』を何度も聴きたくなる要因の1つだと思います。



14曲の中身については、素晴らしいとだけ言っておきます。
(また今後紹介する曲もあるのでお楽しみに。)
1曲1曲の良さに着目するのもすごく楽しいのですが、
こうやってアルバム全体を眺めるとまた新しい発見があり、
またアーティストが凝らした工夫も読み解くことができ、
もっともっと音楽が好きになるなあなんて感じています。

『ALXD』、聴いてみてください。
『ワタリドリ』しか聴いてないあなた、14曲全部聴いてください。


次回からはまたしばらく1曲について語る記事を書いていきます。
よろしくお願いします!