9月は合宿、外部でのライブ、サークル内のライブと計3本のライブに出演しました。
組んだバンドは10、1か月で演奏した曲数は20曲という鬼のようなスケジュール。
でもそれもひと段落しましたのでぼちぼち更新していきたいと思います。
今回は打ち込みに詰めた想いについての記事です。
先日の校内ライブでトリのバンドのキーボードを担当しました。
サカナクションを演奏するバンドで、私がサカナ好きな同期に持ちかけて始まったバンドです。
私は大学に入ってMac Book Airを買ってもらったのですが、内蔵されているGarage Bandという音楽ソフトが当時から気になっており、使いこなせるようになりたいなと思っていました。
何度か挫折しましたが、1年ちょっと前くらいからだんだん使い方がわかってきて、
去年のライブでは私が作成した同期音源を用いたライブも行いました。
ソフトの使い方も音源の流し方も完全なる独学で時間もかかりましたが、なんとかできるようになりました。
今年に入ってからは同期を使うこともなく、でも引退する前にもう1回くらいはやりたいなと思ったんです。
でもどのタイミングでやろうか…?どんなアーティストで…?
さらに実はもう一つ引退までにやっておきたいことがありました。
それは、
SEを作り、1曲目と繋げること。よくライブであるじゃないですか、BUMPで言えば『星の鳥』から『メーデー』みたいなやつ。
今までサークルの中の人が誰もやったことのないような、観ている人を「あっ!」と言わせるような、
自分でも胸張って「すごくミュージシャンっぽいことやってるでしょ?すごいでしょ?」と言えるようなものを作りたいと思っていたんです。
そういった要素を全部叶えられるようなアーティストって誰だろうと考えた時に、1番初めに浮かんだのはサカナクションでした。
というのも、個人的に春ごろにサカナクションのプラネタリウムを観に行ったのですが、
サカナクションの曲が持つ世界観に魅了されたんです。
観たことある方はわかるかもしれませんが、海の中の光景から始まるんですよね、『シーラカンスと僕』。で波音や風の音が聴こえて来る。そこから夜空、さらには都会のネオンの情景にまで展開していきます。
このプラネタリウムを観た時に、もしサークル内で自分の理想とするようなライブができる機会があるなら、私なりに解釈したサカナクションの世界観を表現したいと思いました。
それで今回有り難いことにサカナクションを演奏したいというメンバーが集まってくれたので、
「このチャンスを逃すわけにはいかない!」と。
私のやりたいようにやらせてもらいました。
https://soundcloud.com/pearl-blue-973686961/4kl6phlgq8a4 今回作ったSE的なサウンドトラックがこちら↑
私の「サカナクション」に対するイメージは「北の寒い深海」。
魚の影もあまりなく、澄んでいるけれど暗い、未知の世界。
そんなイメージを投影しています。
海底を想像させるような低音。跳ね返って共鳴する音。氷を彷彿させるような音。
それらをベースにした同じようなフレーズを3回繰り返しているのですが、それぞれに違いがあります。
第一フレーズのきらりと光る最後の音は命の誕生。
第二フレーズでは共鳴する高音を少し目立たせています。無人探査機の無線の音が跳ね返っているイメージです。
少し機械的な展開。最後の泡の音は暗い誰もいない海に何かが動いた音。
第三フレーズは無線の音も頻繁になり、同時に泡の音も増える。何もいなかった海で時間を経て生命とそれを探していたものが出会った瞬間を描いています。
きらめく音から物語が始まり、本題の音楽(『セントレイ』)に突入するといった形です。
第三フレーズの無線音は、実は『セントレイ』のイントロの音、E→B→E→B…で、
曲の要素を踏まえた伏線のような作りになっています。
これ、「BUMPっぽい」という意見を多数頂いているのですが、
自分の中でBUMPと関連させたことは一度もないどころか、サカナクションの何かの曲をイメージしているわけでもありません。
「『サカナクション』というバンドに対して私が抱く漠然としたイメージを音にしたらこうなった」
というだけなのです。
(でもその意見を聞いてやはり私はBUMPから凄まじい影響を受けているんだなとは思いました。)
ただ後から聴き返して、この音源を作るにあたるインスピレーションの根幹になっているのはもしかしたらプラネタリウムで映像とともに聴いた『シーラカンスと僕』かもしれないなとは感じました。
2曲目は『新宝島』で、こちらは同期を使わない生音のみの演奏。
両方の良さを楽しんでもらえていたら幸いです。
長々と書いてしまいました。自分で解説するのはなんかなあと思っていたのですがちょっと留めておきたかった笑
最後になりますが、こんな私の遊び心に付き合ってくれたバンドメンバーならびに観てくださった皆さん、
本当にありがとうございました。