● マイナスイメージがあるビジネスの思考実験 その3

 

 前回の記事では、私が考えている「マイナスイメージがあるビジネスをかけ合わせると真っ当なビジネスになるのではないか」という思考実験のうち、マルチ商法の嫌われる理由について分析しました。

 

 

 今回は転売についてです。

 

 これも過去の記事に書いてありますが、嫌われる原因は比較的シンプルだと考えていて、

 

・本来普通に買えるはずの物が適正価格で買えなくなる

 

 という事が大きな問題だと私は考えています。

 

 今でもPS5 がAmazonで定価の2倍近くの値段で売られています。

 

 実際に生産が追いついていない部分もあるのでしょうが、私はそのせいでELDEN RINGを始めるのが半年近く遅れました。

 

 買占め転売を私は絶対許しません。

 

 ただ、「転売」という言葉は意味が広いので難しい所もあります。

 

 実際私がどうにかPS5を手に入れられたのは、職場の方が偶然見つけてくれたものを確保してくれたからです。

 

 購入時に建て替えていただいた分をお返しするのは当然ですが、逆にそれで終わらせるか?という事でもあります。

 

 手間賃としてわずかばかり多めにお返しするという考えは別段変な話ではないと思います。

 

 私は少し多めに包んでお返ししましたが、これも転売の定義を「買った額より高く売り払う」とした場合は転売に入ってしまうんですよね。

 

 こういったものは結局は「他者に迷惑が掛からない範囲」で「両者が納得した取引」であるのなら、問題はないのかなと思う所でもあります。

 

 しかし、これも色々とパターンを考えると難しい話で、以前ニュースにもなった「同人誌の転売ビジネスを行った高校生」に関してはさらに判断が難しくなります。

 

 この件の詳しい内容を書き始めるとまた主題から逸れてしまうのですが、ざっくり言うと「同人即売会に参加できない人向けの購入代行業をしたところ、元値の60倍の値がついた」という話になります。

 

 これも先ほど挙げた「両者が納得した取引」というのなら問題はないと言えてしまいますが、それがまかり通るとやはり代行業と称して買占めが起きたり、クリエイターが本来受け取れるはずの利益を得られないという話になってしまいます。

 

 これにも色々な考え方があるのでしょうが、少なくとも自分が作ったものでもないのに暴利を掛けるのはなかなか問題がありそうだと思います。

 

 以上がグレーな部分もありますが、転売の問題点ですね。

 

 次回はそれぞれの問題点が掛け合わせることでどう変わるかというお話です。