● オルフェーヴルとゴールドシップ時々ドリームジャーニー
今回はいつにも増して趣味要素の強い回です。
テーマは「私の推し馬(ウマ)」ただ語るだけの回ですが、お暇ありましたら見てみてください。
タイトルにしているオルフェーヴルとゴールドシップ、ゴールドシップの方は個別で記事を書いたりもしましたが、オルフェーヴルという存在も凄まじいキャラクターを持っています。
オルフェーヴルとゴールドシップ、このお二方は同じ父と母父を持つ血縁関係の近い競走馬(今は種牡馬)です。
過去の記事でこのお二方を紹介した時は「人間で言うと異母兄弟」と書きましたが、なぜそういう言い方をするのかと言うと、競走馬の世界では同じ母から生まれてきた場合のみを兄弟や姉妹というためです。
なんでかはにわかなので詳しく知りませんが、血統を重要視する競馬においては父系や母系の区別も重要であり、父系は○○産駒というように父系を追うための言葉が存在するので、兄弟姉妹の言葉の意味が狭まったのだと思われます。
ちなみにオルフェーヴルとゴールドシップは父がステイゴールドで共通しているため、「ステイゴールド産駒」と分類できます。
余談ですが母が同じ場合が兄弟姉妹ですが、父が同じだと全○父が違うと半○と言います。
有馬記念の記事に書いたメロディーレーンとタイトルホルダーで言うとメロディーレーンから見たタイトルホルダーが半弟、タイトルホルダーから見たメロディーレーンが半姉と表記するそうです。
オルフェーヴルには父が同じ兄馬ドリームジャーニーが居ますが、このお二方は全兄弟となるわけですね。
話を戻しましょう。
オルフェーヴルとゴールドシップは血縁関係が近いと言いましたが、実は父が同じ競走馬というのは珍しくありません。
それこそ両者の父ステイゴールドは種牡馬として名が通った存在で、既に孫世代が一線級で走る中、産駒が勝利を上げるほどです。
そんな中オルフェーヴルとゴールドシップの血縁が近いと言えるのが母父にあたるメジロマックイーンの存在です。
母父というと人間としては聞きなじみが無い言葉ですが、要するに母方のおじいちゃんですね。
先述の通り競馬は血統が重視され、とりわけ父に対しての注目度が高いので競走馬を見るときにしっかり見るときは五代遡りますが、簡単に見るときは父と母父を見るのです。
オルフェーヴルとその全兄ドリームジャーニー、そしてゴールドシップは父ステイゴールドだけでなく、母父メジロマックイーンが共通するという事で血縁が近いと述べたわけですね。
今回のテーマは長くなるのでまずはここまで。
競走馬の血縁に関して軽く理解していただければと思います。