● 有馬記念!
いやー近づいてきましたね有馬記念!
今年に入ってからウマ娘の流れで競馬に興味を持った典型的なにわか競馬ファンである私ではありますが、有馬記念はなんとなく以前から聞いたことがあったG1レースです。
かつては本当に「なんか走っているんだな」と言う程度でしたが今ではこんなにも注目度が高いので人生分からないものです。
正直私は競馬の勝ち馬の予想のセオリー等は全く知らないですが、ある意味なんの不安要素も考えずに応援したい馬を応援出来る最もいい時期だとも思っています。
という事で、今回は何の根拠もない「私が選んだ有馬記念で応援する馬」について書いていきたいと思います。
まず、実際の強さ等は度外視して最も応援しているのはウィンキートスです。
このお方は私のイチ押し馬ゴールドシップの初年度産駒にあたります。
正直な話ご本馬の実力よりもゴールドシップの影を追っている応援と言ってしまうと確かにそうなのですが、それはそれとしてもやはり頑張ってもらいたいです。
何せこのお方の祖父でありゴールドシップの父でもあるステイゴールドも勝った重賞の「目黒記念」を勝っている!
距離適性としても合っている為、期待度としてはそう悪くは無いはずです。
次に注目しているのはメロディレーンです。
こちらもご本馬というよりは血統に注目があるのですがこの方の父は2011年の三冠馬オルフェーヴルなのです。
このオルフェーヴルという馬は私の推し馬であるゴールドシップのいわば異母兄にあたる馬です。
この辺りの血縁関係に関してはまた別の記事にまとめますが、このオルフェーヴルめちゃくちゃ強かったんですよね。
私を競馬に引き合わせたゴールドシップとオルフェーヴル、どちらも現役時代には競馬に興味を持っていなかったので活躍を生で見ることは叶いませんでしたが、その子供たちが今晴れ舞台を走るというのは非常に胸熱な展開です。
そしてメロディレーンの異父弟にあたる今年の菊花賞馬タイトルホルダーも注目です。
このタイトルホルダーは私の推し馬であるゴールドシップとの血縁はありませんが、今年の菊花賞の勝ち方にドラマチックさがあったことで注目しています。
菊花賞の時、タイトルホルダーの騎手はかつてゴールドシップの後半の主戦騎手であった横山典弘氏の息子の横山武史氏でした。
そして武史氏は、父である典弘氏がかつてセイウンスカイに騎乗して菊花賞を制した時を彷彿とさせるようなレース展開で劇的な勝利を収めたのです。
今回は同じく横山典弘氏の息子である横山和生氏が騎乗します。
タイトルホルダーに注目するのであれば、同世代の皐月賞馬であり、世代最強と呼ぶ声も多いエフフォーリアも外せません。
前述の菊花賞にエフフォーリアは参加していませんので、ここでの対決も見ものです。
さらに言えばエフフォーリアの騎手は先述の横山武史氏、騎手としても兄弟対決が見られます。
そして、個人的には有馬記念で現役を引退する競走馬も注目したいところです。
今回の有馬記念を最後に引退を表明しているのはかつてゴールドシップが成し遂げた宝塚記念2連覇を達成した芦毛の牝馬クロノジェネシスと2017年の菊花賞馬キセキです。
芦毛で宝塚記念2連覇とゴールドシップを彷彿とさせるクロノジェネシスも気になりますし、一着からは離れているものの、観客が度肝を抜くようなレース展開を見せてくれるキセキにも応援したい気持ちが湧きます。
にわかの私ですらここまで注目する馬がたくさん登場するあたりさすが有馬記念だなと感じずにはいられません。
全馬が無事に、その上でドラマチックなレースが展開されることを切に願います。