・一番簡単な市場調査?
今回の記事は個人ビジネスを行う上で最も大事な市場調査について初歩の初歩の初歩くらいのお話をします。
市場調査やらマーケティング等、ビジネスを行う上では非常に重要な要素ですが、なかなか素人には取っ掛かりにくい言葉でもあると思います。
私自身今一番ビジネスで苦戦しているのはマーケティングの概念の理解です。
難しいジャンルである事は間違いないですが、全て学んでからビジネスを始めようとすると終わりが見えない為いつまでも動き始められないという事もあります。
というわけで、今回の記事では簡単な方法をお伝えして皆さんのマーケティングの勉強の最初の一歩の助けになればと思います。
市場調査とマーケティングも小難しい話をすると別の概念になるのですが、この記事においてはあくまで初歩の初歩の初歩なのでざっくりとマーケテイングという概念の中に「どこにニーズがあるかを調べる」→「ニーズを埋める価値あるものを創出する」→「ニーズがある場所に創出した価値を届ける」という要素があると思ってください。
市場調査はその中の「どこにニーズがあるかを調べる」という事だという風に捉えて貰えば大丈夫です。
このニーズを調べるというのも奥が深い話で、抽象化の能力や発想力を持つ事が非常に大事になってくるのです。
マーケテイングについて軽くネットで調べた時に出てくる話で「ドリルの話」というのがあります。
ドリルを買った消費者が居たとして、その人が求めるニーズの本質は「対象物に穴をあけるもの」であって、ドリルという物ではないというお話です。
少し頭の体操に近い話ですが、こういった観点はそれなりに訓練を繰り返す事で身に着ける事が出来ます。
その訓練としておススメしたいのがYahoo!知恵袋でのキーワード検索です。
例えばあながた情報発信系のビジネスを行いたいと思ったら、そのキーワードをYahoo!知恵袋で検索をかけてみるという事です。
具体的な話をしましょう。
過去の記事で、私は別名義で情報発信を始めようとしているという事を書きました。
そのテーマは大きく括ると「男性ホルモン」具体的には「ED対策」や「AGA対策」です。
何故このテーマにしたかというと、それにも色々な理由があるのですが、そのうちの一つとしてマーケテイングの観点として重要なのが「人が人らしい営みを送る上で決して消える事の無い悩み」であるからです。
先程挙げたドリルの話で例えてみましょう。
ドリルの例において真のニーズは「穴をあける事」という話をしましたが、その「穴をあける」という真のニーズも掘り下げると「ねじを入れる為の下穴をあける」という要素が出てくる可能性があります。
ねじを入れる下穴をあけるのは「ねじを使った固定」を目的としている事になりますが、もし「ねじを使わずに固定できる画期的な固定法」が発明された暁には「ねじの為の下穴をあける」という事に関してのドリルのニーズは消滅するという事です。
これに対してEDやAGAに関しては、人が人らしい生き方をする上で逃れようのない「人という構造」に根差す悩みとも言える為、ニーズの消滅がそうそう起こらないものだと考えられるのです。
ちょっと話が長くなってきたので、具体例を挙げたニーズの探り方は次回に回します。
お楽しみに。