予期せず間が空いてしまいましたが、以前書いた型というものについての考察第二段です。

 

 以前の記事を読んでいない方はまずこちらを参照ください。 

 

 

 その記事は良質な中身で満たす為にまず器に目を向けよという内容ですが、今回はそこから一歩進んで型に取り組む上で陥りがちなポイントについて書いていきます。 

 

 その落とし穴とは 

 

 言われた通りやれない 

 

 という所です。 

 

 これはとても難しい問題で、これが原因で型不要論が生まれたと言っても過言では無いと思っています。 

 

 言われた通りに出来ない事の原因として 

 

 知らず知らずのうちに自分流になっている。 

 

 というものがあります。 

 

 例えば以前の記事で私が陥っていた課題の意図をはき違えるなんかは一つの例ですね。 

 

 本来はこれから情報発信をするにあたり、その分野の先駆者がどういった型で発信しているかを見るべきなのに、内容を見ようとしていたといういわば認識のずれの問題です。 

 

 私の例で言えば「人気のブログの(書き方や構成を)分析する」を「人気のブログ(に何が書いてあるか)の分析をする」という風に足りない情報を自分で付け足した結果明後日の方向に行ったのです。 

 

 こういった自分で意味を付け足したり予想してしまうという事は、何も複雑な事にばかり起こる訳ではありません。 

 

 というか、人は単純な事であっても無駄に複雑に捉えようとしてしまう事がよくあります。 

 

 ここで知り合いのコーチから聞いた話を紹介します。 

 

 クライアントのマインドセットを良いものに変える際の手法にアファメーションという物があります。 

 

 簡単に言うと「今日は良い日だ」とか「Yes I`m good」とつぶやく習慣をつけるという物です。 

 

 この単純な手法はハマる人はそれはもう劇的にハマります。 

 

 しかし全く上手く行かないどころか状況が悪化する人も居ます。 

 

 結果だけ見るとランダムに見えますが、上手く行く人と行かない人には明確な違いがあるそうです。 

 

 その違いが単純な事を単純に受け止めるかどうかに現れているそうです。 

 

 要するに上手く行かない人は「今日は良い日だ」と何故言うべきなのかという所を気にしたり、本当に良い日だったか確認しようとしてしまうんですよね。 

 

 ひどい場合は「今日は良い日だ」と言った後に「いやそんなことはない」と頭の中で否定してしまいます。 

 

 指示された内容は「今日は良い日だ」や「Yes I`m good」とつぶやくだけなのに理由付けと検証を勝手にやろうとしているのです。 

 

 上手く行く人はもう何も考えずに「今日は良い日だ」と言い続ける。 

 

 そこに理由や結果は求めないのです。 

 

 なるほどなあと思うとともにこれは確かに難しい問題だなと思う訳です。 

 

 私自身アファメーションの話は知っていますが、実践の時に「これは認知科学的にこういう原理だから言うだけで良い」みたいな事考えてしまって上手く行かなかった事が確かにありました。 

 

 言われている通りにやらず失敗して、結果それを型のせいにする。 

 

 型不要論はこうして生まれてくるわけですね。 

 

 勿論世の中にはその型の出来自体が悪いという事も数多ありますが、少なからず成功者を出しているものに関しては自分が則していない事を疑った方が良いでしょう。 

 

 ただ、今回紹介した理由付けや結果観測の様な余計な事って無意識にやってしまう事なので注意が難しいかもしれません。 

 

 とりあえずは無心。 

 

 くよくよ考えそうになったらまずそれを忘れるほど言われたことをやるようにしましょう。