さて、前回の話の続きです。 

 

 まず前回の話のおさらいをざっくりと纏めると、「納得出来ないもやもやを放っておいてはいけない」という事でした。 

 

 もやもやしたままにするくらいならそれを忘れ去った方が良い、という事までは前回お伝えしましたが、今回はそうもいかない場合に関しての事をお伝えしましょう。 

 

 ここで言うそうもいかない場合とは、例えば仕事で自分が理解している正しいやり方に反している指示を受けたりするような場面ですね。 

 

 こういった事は仕事に限らず、趣味の分野でも起こり得ます。 

 

 つい最近も空手に関して、実力のある稽古会長が、師範の言う事と一見矛盾しているような指導法をするという事で、先輩が頭を抱えていました。 

 

 同じような事で言えばオーケストラだと、指揮者と各パートのトレーナーが一見すると違う様な指導をする等という事は日常茶飯事です。 

 

 流石にそういった場合において、言われたことを忘れて乗り切るという事は出来ません。 

 

 ではどうやって、もやもやを残さずにそういった納得できない状況を乗り切るか。 

 

 一番初めの大前提として、そういった事象を「どう解釈するか、その解釈を元にどう行動するかは自分が決める」というマインドをセットするようにしてください。 

 

 これが非常に大事です。 

 

 世の中には「○○がこう言った」とか「こう習ったこう」という様に思考が止まっている人はとても多いです。 

 

 まあ、この辺りは以前の科学に関しての記事にも書いたように、「全てを理解しないとだめ」とするとスマホ一つ使えなくなってしまうのでバランスが大事ですが、少なからず信じた先に起こる事に自分が責任を持つという意識だけは持ちましょう。 

 

 

 

 その上で、感情的な要素を除いた客観的な情報を広く集めるようにすれば、自ずとある程度は筋道の立った結論に至れることが多い筈ですが、その感情的な要素を除くことが存外難しいんですね。 

 

 そして客観的な情報を集めるのに大事なマインドが「人が根本から理解しあう事は不可能である」という認識を持つ事です。 

 

 こういうとちょっと冷たい印象に感じるかもしれませんが、言い方を変えると、自分と他人の視点の違い、思考の違いを許容するという風にも言い換えられます。 

 

 まずは主体性を強く持つ事相手を完全に理解しようとは思わず、許容することからという事です。 

 

 と、いうことでここから先は長くなるので一区切りします。

 

 次回は相手の事情の察し方からスタートです。

 

 お楽しみに!