前回の記事ではアンサンブル企画の反省点を書きましたが、今回は個人的に良かった事楽しかった事を書いていきます。
まず最初の感想としてはやはり楽しかったですね。
それは演奏そのものもそうですし、この企画で広がったり深まった交流においてもそうです。
今回の企画は、私の大学時代の先輩の主催によるものですが、そこそこ雑多に人が集まりました。
母校のオーケストラの人達、主催者の先輩のビジネス上での知り合い、私が所属するアマチュアオーケストラの人達、皆それぞれ音楽という活動は同じでも、キャラクターが異なる人達なので、最初はどうなることかとヒヤヒヤする思いもありました。
しかし、思いの外、反りの合う人達が所属の枠を超えて交流するのをきっかけに全体に和やかな空気が広がったので、そういった心配は取り越し苦労に終わりました。
まあ結構ギリギリのラインだったとも思いますけどね(笑)
私の母校のオーケストラも、今はどうかはわかりませんが、私が在学していた時は呑みが激しめの団体でした。
そして、今回私が集めた別のアマチュアオーケストラも、なかなか呑みが激しいんですよね。
どちらも内々での企画では激しく呑みますが、今回は他団体も居るということで猫を被るかなという空気が最初はありました。
しかし、私が呼んできたメンバーのうちの一人が開始早々に持ち込みの酒で酒盛りを開催したのです(笑)
飲食OKの会場でしたし、事前に持ち込みも可というアナウンスも有ったので、ルールには則っているのですが、様子見なくぶっ飛ばして行ったんですね。
ただ、これが実際功を奏したんですね。
酒盛りを開いた子の愛嬌も相まって、一気に場の一体感が出来上がりました。
元々一皮向けば酒好きの集まりですもんね、親和性は高かった様です。
そうして始まったアンサンブル、開幕はポケモンのBGMから始まり、しっかりクラシックの曲もあり、ポップスもあり、無伴奏あり、歌ありの楽しい内容でした。
また、場の空気が温まって、初対面の人とも交流が出来ているためより深く楽しめました。
聴く方も楽しめて、後は私の演奏ですね。
前回の記事にも書いた通り、一曲リハの時間が取れない曲があったのですが、それは難易度が低いというか、勢いで行ける曲なのでそちらを先に弾きました。
開始がチェロのソロから始まるのですが、前回練習した時より早めにしようと言っては居たのですが、想像以上に高速でだいぶ焦りましたが、アンサンブルメンバーの実力もさるもの、一瞬の乱れの後にすぐ持ち直したのは流石の一言でした。
その後のピアノが入る曲は、目論見通りしっとりと良い形で演奏が出来ました。
リハが出来たこともありますし、前の曲で一瞬の危機感を持ち直した事でアンテナが強く働いたのかなとも思いますね、我ながら名采配(笑)
最後は団体問わず集まった弦楽器メンバーで演奏をしました。
先に述べた通りギッチギチの演奏スペースをさらにギッチギチにしましたが、お祭りな感じでわいわいやれて楽しかったです。
途中コントラバスの構え方の角度の問題でカーペットが剥がれるなどの事故も起こりましたが、そういった事を忘れさせる程楽しい一日でした。
まだ、様子見の企画でしたが、続けて行けたら良いなと思います。