メール講座からのインプットをアウトプットシリーズ第3弾、今回は過去の記事の内容と絡みます。 

 

 

 過去の記事でゴール設定の重要性について書きましたが、今回はその中で「複数のゴール設定をする時に陥りがちな事」に関してお伝えしていこうと思います。 

 

 まず最初に、複数のゴールを設定する理由を私から見た解釈についてですが、これは本来なりたい自分という大きな一つのゴールを達成するために、ゴールの側に居る自分のイメージにリアリティを持たせる為に行なうものです。 

 

 言葉を変えれば結構前に書いた記事のゲシュタルトの構築とも言えます。 

 

 

 

 理想のなりたい自分を一つのゲシュタルトとして考えた時に、様々なフレームからのぞき込んで見える姿がいくつも設定したゴールを達成した自分という事なのです。 

 

 イメージしやすいように映画で例えてみましょう。 

 

 スターウォーズという映画はいわゆる本編である1~9のエピソードがありますが、それぞれのエピソードの間に入るスピンオフストーリーも数多あります。 

 

 ナンバリングタイトルを追うだけでも、十分にスターウォーズシリーズは楽しめますが、スピンオフを知る事で、より世界観に臨場感を持つ事ができるのです。 

 

 例えば放映は一番最初で、エピソードは4番目にあたる「新たなる希望」では、物語開始の段階で反乱軍は帝国軍からデススターの設計図を奪っています。 

 

 その直前を描いた作品が後に制作された「ローグ・ワン」です。 

 

 物語が始まる直前に何が起こったか、それを知っているのと本編の見え方も変わるでしょうし、どちらがよりあの世界に臨場感を感じられるかは自明でしょう。 

 

 話を戻しにかかりますね。  

 

 理想のなりたい自分というゴールは一種のゲシュタルトであり、先程の例で言うと「スターウォーズ」全体を指します。 

 

 そのゴールを完全にイメージするためには、本編だスピンオフだ関わらず全てを理解しているべきなのです。 

 

 そしてようやく、複数のゴールを設定する時の落とし穴に関して説明しましょう。 

 

 その落とし穴とは、仕事の要素がゴールを侵食するという現象です。 

 

 これは複数のゴールを組む段階でも、その先の「なりたい自分」を設定する段階でも起こり得ます。 

 

 複数のゴール設定に関して起こる仕事の浸食は、優先順位が下がる事です。 

 

 例えば私が楽器の演奏に関してのゴール設定で「ヨーロッパ各地を回って一流の奏者に教えを身に着けた奏者になる」と設定した時に「でも実際は仕事があるから学ぶ時間をとれない」となって下方修正してしまう可能性があります。 

 

 今の例は自覚して下方修正をしているからまだマシで、酷いと無意識に仕事に縛られて、大きな希望すら浮かばず、「日帰りで行ける範囲でレッスンを受けて上手くなる」程度のゴールしか思いつかなくなるのが最も恐ろしく、あり得る話です。 

 

 なりたい自分に関しても、同じ様な事が言えます。

 

 なりたい自分を考える時に「どんな仕事をしているか」に意識がフォーカスしやすいのです。

 

 アイデンティティが仕事に置き換わるということですね。

 

 例えば私が趣味であるコントラバスで「一流の奏者になりたい」や空手で「最強の空手家になりたい」と願った時に無意識のうちに「プロとして」や「プロ並みに」という言葉をつけたくなってしまう事があります。

 

 なんのために音楽をやるのか、空手をやるのか、それがどこかで仕事やお金に向かう意識と混ざってしまうのです。

 

 こういった方は他にも居るのではないでしょうか?

 

 仕事という概念は、もちろん大切な事ですし、それが自然と自分の価値観の一番上になっているのならそれでも良いでしょう。

 

 しかし、どこかに所属して働かないといけないであったり、老後も安心出来る貯金を作らなくてはいけないであったり、親からの言葉や周囲の雰囲気等で刷り込まれてしまっている事もとても多いのです。

 

 仕事はあくまで自分を構成する事の一部であって全てではない

 

 この認識はとても大事です。

 

 複数のゴール設定をする時も、まずは趣味等の本当に自分が好きなことから、それも制約をつけずに一流を目指す方向で考える事が大事です。

 

 本当の自分らしさを考えましょう。