以前の記事で「想定していたよりも早く弟子入り出来るかも」という事を書きましたが、正式に次回の師範による稽古の時に弟子入りが出来る事が決まりました。
今、一種のコンフォートゾーン外と言える状態になったので、多少の不安がありますが一歩進んだという感覚もあります。
実をいうと、ここで思い浮かんだのが過去の記事でも紹介した苫米地式コーチング認定コーチのアン・シューベルトさんの言葉でした。
今回は少しコーチング的な要素、制限や足かせを考えずにゴールを決めるという事についてのお話です。
この言葉が出てきたのはアン・シューベルトさんのインタビューの時でした。
内容としては何かの目標(ゴール)設定をするときにありがちな物として、現状やプロセスが頭を過った事で、頭に浮かんだゴールを勝手に消してしまうという事が起こりやすいというものでした。
これって皆さんもありがちでは無いですか?
私は結構あるなと思いました。
これは実は結構難しいことだと思うのです。
ゴール達成の為に現状を知り、プロセスを構築するのは大切ですし、皆さんそれは理解されているのだと思います。
しかし、それはゴールが決まってからでなくてはならないのです。
簡単に言えば順番の問題なのですが、地味にここを勘違いしている人は多いのではないかなと思います。
ゴールが明確でないうちの現状分析や、あやふやなゴールへのあやふやなプロセス構築は思考力の無駄です。
何をやりたいのか決まっていない中での現状認識では、未知の部分が多く、未知の部分は想像以上に感覚を鈍らせます。
例えば、私はコントラバスを弾きますが、よく楽器をやっていない方から「すごいね」と言われます。
正直なところ、私もまだまだ出来ないことも多いですが、やってみると意外と簡単だと思った部分はたくさんあります。
そうしたある程度の実状を知っていると、特にコントラバスを演奏するというハードルはそう高くないのですが、やった事が無い人からすると演奏という未知の領域がものすごく大変そうに映るのです。
そしてプロセス構築で言えば、例えば「コントラバスを弾きたい」ではなく、「なんでも良いから楽器を弾きたい」というように定まっていないゴールについてプロセスを構築しようとすると、膨大な選択肢が生まれてしまい、結局明確なプロセスの構築は出来ないのです。
まずはゴールありき、まっさらな状態で頭に思い浮かんだ本当にやりたいことを明確にしてから現状を見つめるという順番が大事なのです。
そしてやりたいことが決まったら、自然とゴールに向かうのに必要な環境が見えて、そこに飛び込む事が出来れば、あとは勝手に体が動くというのが、アンさんがおっしゃっていた事の私なりの解釈です。
余談ですが、アンさんは苫米地式認定コーチになるにあたって、明確なゴール設定と共に猛烈なエネルギーを発してその道のりを駆け抜けていったそうです。
詳しくは書籍にありますので興味があればぜひどうぞ。
軽い宣伝を挟みましたが、このインタビュー中のアンさんのエピソード、聞いた瞬間は「すごいなあ」という感想でしたが、この「ゴール設定をすると自然と行動できる」という事を今回の空手の師範の弟子入りのお願いをする流れで実感したのです。
正直な話、普段の私は受け身的で行動は遅い方です。
今回のような師範の稽古がその週になってから連絡が来るという状況は、今までの私ならスルーか、もう一人の弟子入り希望の先輩、または稽古会長には弟子入りの意思表明をしていたので稽古会長からの声掛け待ちだったと思います。
なぜなら、普段の周期でも春位にはまたその機会が来るし、その方が想定の範囲内だからです。
しかし、今回の私は自分から先輩と連絡を取り、意思の確認を取った上で稽古会長に早めに質問を投げる、という自発的な行動に出ました。
ここで、「まだ弟子入りの時に必要な物等ちゃんと聞いてなかったな」とか「諸経費でいくつか上がる項目あると聞いたが今月厳しいかも」という事が頭を過っていたらこんな行動できていなかったんですよね。
「この空手の技術をしっかりと習得したい」このゴールが明確に決まったからこその、まず出来る方向で最適な行動をするという判断が出来たのです。
結果として問題なく弟子入りが行えることが決定して万々歳です。
これもまだゴールの道半ばどころか、スタートラインですが、この一歩は大きな違いだと感じています。
まずゴールありき、壁の高さやプロセスは飛び込んでから考える。
これが大事です。
試してみてください。