以前の記事でSNS上で繋がりのある方の生配信を見たという記事を書きました。先日はその時と同じ形式のゲーム上のマップを観察しながら考察して回る生配信の第2弾が開催されたのでまた見ていきました。
以前の記事ではコンテンツと視聴者数・再生回数の関係について書きましたが、今回は別の視点で、コンテンツの内容であるゲームの考察をみんなで作っていく形式の配信を通して感じた視点や知識の多様性に関して書きたいと思います。
因みにその記事ではぼやかし過ぎていましたが何のゲームについての配信だったかというとダークソウル3というゲームです。
ここでダークソウルシリーズの説明を入れたいところなのですが、正直難しいです…
物凄くざっくり言ってしまうと難解なストーリーの死にゲーといった所です。詳しく説明をしようとするとキリがないほど深いです。
私もこのブログなり別の媒体なりに考察記事を書きたいと思っていたのですが、1~3各タイトルのあらすじを纏めようと思った段階で挫折しつつある状況です(笑)
何が厳しいかというと、物語に明確な語り部がおらず、主人公が巡る世界やNPCとの会話、そしてアイテム等のフレーバーテキストからその世界に何が起きていて、何が暗躍しているかを想像しないといけないという所です。
ゲーム性に関しても素晴らしいため、プレイを極めるタイプの人も居るし、私の様に世界観に思いを馳せるタイプも居るという作品です。
いつか簡単にでも纏められたらあらすじの記事でも書こうと思いますが、とりあえずこの記事では隠された謎が多いゲームという事を理解して頂ければ大丈夫です。
とりあえず本題に戻りますね。
そのゲームは協力要員として最大2人、敵対要員として最大3人のMax計6人でのプレイが出来ます。
そのうち協力者2人、敵対者1人とボイスチャットで繋ぎながらメインの配信者の方を合わせ計4人でおしゃべりしながらプレイしていました。
メインでゲームを進める4人はそれぞれSNS等でそのゲームに関する気付きや考察を発信している方たちです。
一人一人でも鋭い視点で考察をされている方々でしたが、3人寄れば文殊の知恵、さらに今回はプラス1。何度も回ったマップからも新しい発見が出てくるのです。
オブジェクトやキャラクターの配置、マップの構造等それぞれが着目するポイントも違いますし、さらにそこから個々の発想の展開や持つ知識の違いがリアルタイムで混じりあって色々なアイディアが生まれました。
そしてコメント欄。直接的な会話に参加をしている訳ではありませんが、ここに書き込まれる言葉が新しい発見を導く場面もありました。
実際に話しながらプレイをしているのは4人でしたが、実質リアルタイムの視聴者数も含めた20人超で考察をしていたのです。
配信者の方々の発言でハッとさせられる事もありましたし、逆に自分含めコメント側の書き込みに配信側が驚かされ、新しい考えが生まれる場面が多々ありました。
当たり前と言えば当たり前ですが、人が集まればそれだけ視点がありその後の発想も違うのです。
ダークソウル3は追加コンテンツを含めても発売してから3年経過した作品です。ゲームの性質的に内容が濃いのは確かですが、まだまだ楽しめる要素が数多ある。
そしてそれは一人ではなく、仲間が居れば居るほどより深みを増していくという事を実況配信を通して強く実感しました。
これは何もゲームの考察に限った話ではないんですよね。仕事でも他の趣味でもあらゆることが、一人ではなく仲間とその視点の違いを尊重しながら取り組むことで、より深い理解に達する事が出来るはずです。
仲間を見つける事、違った視点に価値を見出す事。この二つを意識しましょう。