今回はまた岐阜旅行に行った時の話です。また、ビジネスではありますが、横を見ると仲間が居るという感覚は大事だと再認識しましたので、そのことについてお伝えします。 

 

 前回の記事では岐阜に取引先の見学をしに行っただけのような書き方をしていましたが、実をいうとそれをきっかけに3泊4日の岐阜ツアーが組まれていたのです。 

 

 私はそのツアーの中日のタイミングで演奏会の本番と被ってしまっていたので初日の見学と一泊だけでしたがそれだけでも大変有意義でした。 

 

 発送代行業者への見学の話は前回の記事でもしましたが、その時に驚かれたのは参加人数の多さです。 

 

 作業の見学もするために営業時間中に伺う、ということだったので実は初日は連休前の金曜日に開催だったんです。 

 

 にもかかわらず当日の参加者は主催者を含めて15人も居ました。相手の社長さんも参加人数を知った時とても驚いたそうです。 

 

 私は比較的休みを取りやすい仕事をしていますが、皆さんそうであるわけではありません。中には家が近かったとは言え、夜勤明けに少し仮眠をとってから参加した方もいらっしゃいました。 

 

 それだけ前向きに取り組んでいる人が多いという事ですね。その場には別の物販ビジネスグループの代表も居たのですが、人数においても雰囲気においても「中々こういったグループは無い」という感想を漏らしていました。 

 

 この和気あいあいとした雰囲気こそがこの物販ビジネスグループの主催者陣の目指す所であり強みです。やはり、よそから見てもそこは際立っている要素なようです。 

 

 主催者陣や他の物販ビジネスに参加した事がある人、また見学の時にいらした別の物販グループの代表の方も口をそろえて言うのが「物販業の集まりはギラギラしている」という認識です。 

 

  いわゆる「儲かりまっか?」の世界ですからね。何が売れたかの情報は出来る限り手に入れたい、しかし自分の情報は流したくない。というような駆け引きが激しく行われるというのが相場らしいです。 

 

 とはいえよそはよそというか私が所属するグループは和気あいあいとしています。お金を稼ぐという事が目的ではなく、人生を楽しむためのツールとしてお金を稼ぐという主催者のスタンスが根付いているのだと思います。ビジネスをする上でこれは非常に大切な概念です。 

 

 この岐阜ツアーも取引先の見学が勿論メインですがせっかくだから楽しもうという事で、むしろ見学後の時間の方が多く取られています(笑) 

 

 見学後は岐阜の郷土料理を出してくれる居酒屋へ行き懇親会を行いました。集まった面々の参加時期がバラバラな所もあり、新しく参入した方の紹介をしながら雑談をしたりと楽しい時間を過ごしました。 

 

 懇親会の後は宿泊施設へ移動。江戸時代の旅籠を改装した?歴史とおしゃれ感が両立した不思議な宿へ行きました。 

 

 飲みなおしながら雑談。ここでそれぞれのネットショップの運営状況なども行われましたが不思議と他で聞くようなギスギスしたやり取りではありませんでした。 

 

 和気あいあいとした空気感のまま情報交換をなぜ出来るのか。それは商売だけでなくそれぞれの個性にもフォーカスしていたからだと感じます。 

 

 ずっとビジネスの話だけではなく趣味の話にも飛びますし、自然と興味を持ち続けて他の方の話も聞けました。 

 

 もう一つは直接的な品物の話がメインにならなかった所もポイントだと思います。何が売れたかのみではなく、何に注意したか、工夫をしたかという事に重きをおいたやりとりでした。 

 

 そういったやり取りの何が良いかと言えば、上辺だけの真似は出来ないからです。必ず自発的な思考が求められ、結果としてそこにオリジナリティが生まれるのです。そうすれば情報の奪い合いにはなりません。 

 

 こういった事が出来るのは先にも述べた目的を人生を楽しむ事に置くことが重要なのだと思います 

 

 よりよく楽しむ事を目的としていれば他人を蹴落とす事や一人でギスギスする状態は自然と避ける様になります。個人で頑張るだけでなく、一緒に歩む仲間が居るという事は大きな力なのです。 

 

 そういった事を学び私は宿泊した次の朝、演奏会のリハーサルに向かうために東京へ帰りました。 

 

 私は行けませんでしたがその後は大まかな流れだけ決めて、メンバーが行きたい所を回るツアーをしたそうです。そういった自由に遊べる仲間が居る事は素晴らしい事ですね。次回は私も全日参加出来る様にしたいものです。 

 

 ビジネスは仲間も大事。おぼえておいてください。