前回の記事でビジネスマインドについてお伝えしましたが、今回は個人でのビジネスを考えている方へ、セミナーの構造と受けるときの心構えをお伝えします。 

 

 まず最初に言える事は良いセミナーと悪いセミナーを見分ける方法は難しく、それと同等に詐欺まがいのセミナーが入り込む余地が多いという事を理解しておくことです。 

 

 そもそも良いセミナー悪いセミナーと言っても単純に相性の問題だったりすることもありますし、自分自身のステージにあっていないレベルから始まっているという可能性もあります。 

 

 ビジネスに必要な知識、要素に関しては段階があります。まず初めに基本的なビジネスマインドが必要であり、その後にIT知識を含む基本的なビジネス知識、それが下地にあった上でようやくそれぞれのビジネスモデルごとの知識、ノウハウを学ぶ必要があります。 

 

 基本的なビジネスマインドとは前回の記事で紹介したような、目的意識主体性です。基本的なビジネス知識とはビジネスモデルが変わっても共通する要素です。お金の回り方や取引先との対応の仕方等ですね。 

 

 厳密な定義があるわけでは無いのでここからここまで学べば良いという指標はありません。しかし、複数のセミナーを受けるのであれば、そこで得た知識を他で活かそうとする思考を持てば基本的なビジネス知識は充実していくはずです。 

 

 実をいうとこのマインドと知識がビジネスにおける最重要項目です。これがないうちにはその先のビジネスモデルごとの知識やノウハウを学んだ所で活用が出来ないのです。 

 

 先程例に挙げた「自分自身のステージにあっていない」というパターンというのはそういう事です。既にマインドと一定の知識がある事を前提にしているのにも関わらず、何もない状態でセミナーに足を運んでも無意味なのです。 

 

 前提の知識が必要なこと自体は悪ではありません。マッチングが上手く行かなかったという所に問題があります。 

 

 セミナーの良し悪しを分けるとするならポイントはここになるでしょう。集客の為に基礎が足りていない人も参加させてしまう所は少なくとも主催者側の利益への関心の方が大きいと言えます。 

 

 そういった所は参加者全員の成功を求めてはいません。悪くとも内容がしっかりしている所ならまだ努力次第で道筋が見えるでしょうが、かなり険しい道のりになってしまうでしょう。 

 

 そういった場合は自分自身の目的と照らし合わせて、その労力と見返りが自らの求める範囲に合致しているかを考えてそこを続けるかを考えるべきです。 

 

 そして悪いセミナーよりも質が悪いのが詐欺まがいの所なわけですが、その見分け方もかなり難しい所があります。簡単に言うとあわないのか騙されているかの判別がつき辛いのです。 

 

 特に日本人は自己責任という言葉を聞くと「自分だけが悪い」という思考に陥りがちです。悪いセミナー、詐欺まがいのセミナーはそこの弱気につけこむのです。主催者側の落ち度ではなく、参加者側の落ち度だと思考を誘導するわけです。 

 

 その様な誘導に誘われないために大事なのが本質についてしっかり考える事です。自分に全て落ち度があるという思考はある意味で本質から目を背けているのです。開き直るのともまた違います。冷静に事実と向き合い、必要以上に自分を下げてはいけないのです。 

 

 結果が出ないという一つの事象に対して原因は参加者の落ち度か、セミナーとの相性か、セミナーの内容自体が詐欺なのか等複数ありえるので詐欺を判別しづらいのです。 

 

 しかし、マインド一つでリスクは下げる事は出来ます。それは一つの事に固執しない事です。地に足を付けた状態でセミナーを受けるとも言えます。 

 

 特に初めてビジネスの世界に足を踏み込むのはかなり思い切りが必要だと思います。しかし、そこで「もう自分にはそれしかない」と思い込むと仮に相性が悪かったり詐欺まがいの所にぶつかった時にダメージが大きくなるのです。 

 

 改めてお伝えしますが大事なのは目的意識と主体性です。それを念頭においた上で、地に足をつけてフットワーク軽く色々な事に挑戦をするというつもりでセミナーを受けてみてください。