以前の記事でちょこっとだけ開業届の話を書きました。物販のビジネスを始めるのにあたって必要だったからなのですが、それで大きく意識が変わった事もあります。

 

 今回は意識づけの変化によって起こる事についてのお話です。

 

  開業届に関してみなさんどのような知識があるでしょうか?既に自営業として働いてる方は別としてあまり知識がない人は多いのではないでしょうか。

 

 会社に勤めるいわゆるサラリーマンには縁があまりないものですし、知らないままでも特に問題がある様なものではないものです。

 

 実際、自営業であってもきちんと確定申告で税を納めていれば問題は無いようで、提出の有無が罰則には繋がらないようです。

 

 私のビジネスの先輩にも活動自体は結構前から行っていたが、届を出したのは最近という方はいました。ではなぜ届を出したかというと、事業の拡大にあたって経費を見直した際に青色申告の控除が大きいといった理由があったりしたようです。

 

 税制の話をしはじめると、まだ私は個人事業主としての収益があったわけではなく、知識が薄いので今後体験してから記事にしていこうと思います。だいぶ先になりますね。

 

 とりあえず現状開業届関連で話せる事としたら、「意外と簡単」といった所ですね。A4のペラ1を税務署に持って行って判子をもらっておしまい。思わず職員さんにこれで終わりか聞いてしまいました(笑)

 

 話がそれました。メリットは確かにあるものの、必須ではない開業届で何が変わったのか。

 

 それが個人事業主としての意識です。

 

 私の主観ですが屋号を決めるのにはちょっとしたワクワクがありました。正しくビジネス上での自分自身が構築された気分です。

 

 因みに屋号とは一門、一派の特徴を元にした称号のことです。かつて、名字を名乗ることが武士にしか許されなかった時代に家族などの単位を表すための物です。

 

 商人等においては屋号がそのまま店の名前になっていたりもします。いわばビジネス界の名字のようなものなのです。

 

 私は屋号に関しては「もやしもん」という漫画ではじめて知りました。主人公の実家が代々もやし(種麹)屋をやっていて、その屋号をミドルネームのように名乗っていたのが印象的でした。

 

 この屋号は開業届を出す際に自分で決めることが出来ます。決めなければ決めないで、そのまま本人の名前が屋号となるので、気にならない人にはそれほど重要では無いかもしれませんが私はそれなりに熟考しました。

 

 自分が好きなもの、好きなこと、既存の言葉か造語にするか、言葉の印象はどうかetc.

 

 こういった事を真剣に考えた上で決めたので名前そのものにも愛着とともに責任感が生まれます。私はそれがプロ意識の一端を担うことになると思っています。

 

 自分で真剣に考え、自分の意志で決めたからこそ、その後の成功のために試行錯誤をするし、投げ出さずに取り組めるのです。

 

 あくまでこれは本当に一端ですがこういった事の積み重ねが大事だと思います。

 

 形から入る。結構馬鹿にならないものですよ。