去る8/16日曜日。前回の記事の空手の稽古の後はオーケストラの練習が有りました。予定の詰まり具合で言えば正直な所もっと大変な日も有りましたがどうにもきつかったです。
特に暑さ。これが最も体力を削る要因になったと思います。結果倒れたりはしていませんが、正直あわやという所も有りましたので、今回は警鐘を鳴らす意味も込めたお話です。
初めにその日は午前中が空手の稽古だった訳ですが、開始は10:30既に日は昇り、きつい日差しが降り注いでいました。
稽古場は私の家からだとバスに乗っていくのが近いのですが、まずバスの待ち時間の段階でかなりの暑苦しさを感じていました。
またバス停から5分程度ではありますが歩くので日陰を選んで歩いたり、途中のスーパーで涼んだりしながら騙し騙し稽古場に向かいました。
稽古の内容は前回の記事に譲りますが、稽古そのものは室内ですし空調もある程度効かせていたのでそこでかいた汗は健康的だったと思います。
問題は終わった後ですね。帰りの道のりとバスの待ち時間。時間も正午過ぎなのでさらに日差しがパワーアップ。涼しい所に入ってもすぐに熱が抜けないだろうという感覚が溜まってくる気がしました。
稽古の後は一旦家に帰り、シャワーを浴びました。とてつもなく身体に熱がこもっている自覚はあったので水に近い温度でシャワーを浴び身体を冷やしました。
今振り返るとここでシャワーだけでなく浴槽に水を張って浸かってしっかり身体を冷やしておけば良かったと思います。
シャワーを浴びた後昼食をとっていると若干熱が冷めきっていない感じはしたのです。ただ、その時は午後のオーケストラの練習が差し迫っていたのもあり、すぐに家を出てしまったのです。
13時過ぎ、太陽が最も高く真上に上がる時間帯で2m程の巨大な楽器を運ぶのは正直な所、人体に関しても楽器に関しても非常に危険な行為です。
余談ですが、コントラバスをはじめとする弦楽器は膠(ニカワ)というものを使って板と板を接着しています。
その成分は動物性蛋白質で熱をかけると接着力が無くなります。その温度は60℃〜70℃と言われています。
聡い読者の方はピンとくるかもしれませんが猛暑日の地面は高温になります。楽器を運ぶ身としては常に崩壊の恐怖に苛まれながら歩みを進めねばならないのです。
極めつけは練習会場の最寄り駅からの距離!なんと750mも有りました。時間帯的に影もほぼ無く道中の7割は直射日光にさらされていたと思います。
道中必死に水分補給はしましたが、ついた頃にはもうヘトヘトになってしまいました。
本当なら今回の記事はオーケストラの練習で学んだことを書きたかったのですがもはやそれもほとんど頭に残らないほどボロボロになってしまっていたのが残念でなりません。
とはいえまだ、倒れたわけでもないというのは幸いなことなのです。それを心に刻み、そして自分で熱中症対策を決め護りましょう。
私は以下のことに注意します。
・こまめに吸収を考えた水分補給をする
・暑い所に長時間いない
・直射日光に当たりすぎない
皆さんも暑い日にはお気をつけて、きちんと熱中症対策を取りましょう。