今週は私が普段参加している空手の稽古会が会場がお盆休みのため取れなかったためお休みでした。その代わりに別の会場の稽古会に行ってきたのでその備忘録と気付きについてお伝えします。
私が普段所属している稽古会は指導者の方針で基礎の基礎から丁寧に積み上げていきます。さらに、指導者は基礎の技術を様々な角度から解釈で噛み砕いて教えてくださるので、初心者にはかなりあった内容だと感じています。
しかし、その稽古会の指導者からも「色々な人の、その人独自の解釈を見ることも大きな学びになる」という話はされていましたので、後々他の稽古会も回ろうとは思っていましたが、思いの外早く機会が巡ってきたわけです。
今回私が参加した稽古会は通称「鬼ヶ島稽古会」名前に違わず組み手の研究や、突き、蹴りの威力UPに重きを置く厳つい稽古会です。
ただ、ちょうどお盆であるためか参加者は私とその稽古会の代表ともう一人黒帯の方の計3人だけでした。結果として黒帯2人からのアドバイスをほぼ独占出来たのでとんでもなく有意義でした。
最初は基本の立ち方から。面白いもので共通の言葉で説明しているところももちろんあるのですが、重視するポイントが微妙に違い実際に少し構えが微妙に違うところも有りました。
基本の立ち方の一番始めはナイハンチ立ちなのですが、今回の指導では骨盤を開くイメージを持つ事が大事だという事を教わりました。
その次の基本の立ち方はセイサンです。実は名称が違うものの、ナイハンチ立ちとセイサン立ちは近い性質があり、横移動のナイハンチの立ち方を縦に動くように変化させたものという例えもあります。
そうすると、一般的な空手にある前屈立ちとは微妙にポイントが違ったりするのです。セイサンに関しても骨盤の向きのポイントを教えて戴きました。
ただ、セイサン立ちの時の腰の位置に関しては、ひょっとしたらマンツーマン以上の体制だったので教えて戴けたのかもしれません。人数が多い稽古で腰のポイントを説明したら逆にそこばかりに気が行ってしまい形が崩れる例は多かったようです。
他にも色々な視点で教わる事は有りましたが、全く新しい事も教えて戴きました。それが蹴りについての稽古です。
蹴りの稽古は今のところは普段通っている稽古会では習っていません。それに関しては、実は理由が有ります。
私が所属する会派の中での基礎の位置づけとして最も重要な型が2つ有ります。それがナイハンチとセイサンです。先程出てきた立ち方の名称はそのまま登場する型の名前だった訳です。
その2つの中でも必ず先に習う型がナイハンチであり、その後にセイサンを習います。そして蹴りはセイサンの中ではじめて登場するので基礎段階の私はまだ蹴りを習うタイミングでは無いのです。
とはいえせっかくの機会ですし、2人も黒帯がいる中でしたら間違いもすぐ正してもらえるので教えて戴きました。
蹴りのポイントは筋肉のバネを使うのではなく、常に足から身体全体の重さを伝えるという概念を持つことです。そのために、膝から先行させていくという話も聞きました。
まだ過去にやっていた空手の癖が抜けないのですが、新たに覚えることのイメージはつかみやすかったです。
書き忘れていましたが今回参加した稽古会の特徴は実際に突きや蹴りを当てる事です。
実際に私もミットをもたせてもらい、突きや蹴りの威力を体感しました。強い強いとは聞いていたし、動画等でもすごい威力がかかっていることは見えましたが、実際に打ってもらうと体感があるのでは全く理解度が変わります。
私以外上級者なので、打ってもらった時の実感も一潮ですが、実際に打たせてもらいながら上手く入った時のイメージを探るのはとても効果的で有ることがより一層分かりました。
このように同じ会派で有りながらそれぞれで指導法の工夫やポイントが違いそれら全てから学びを受け取れるのが、本当に重要な強みだと感じました。
多数の視点を持ち、実践して直接フィードバックを取るのが最も上達に役立つ事です。これは空手に限らずなので、皆様も色々な場面で役立ててみてください。