皆さんは自分の事を腰が重い方だと思いますか?それともフットワークは軽い方だと思っていますか?今回は既にフットワークが軽い方には必要無い話かもしれませんが行動力を上げる考え方を紹介します。

 

 正直な所私は相当腰が重い方の人間です。ブログの記事の第一回やプロフィールには思い切って、とか迷うくらいなら一歩踏み出すとか書いている割に休みの日で行動する時間がたっぷりあるときほど何故かダラダラしてしまいます(笑)

 

 午前中はのんびりして午後から本気を出す!とか思っていても特に何も得るものが無いまま気づけば午後どころかおやつの時間が過ぎてしまう様な事も度々です。

 

 いきなりだらしなさのカミングアウトをして何だと思われる方も多いでしょうが、意外と共感できるって方も居るのではないでしょうか。

 

 ここでお伝えしたいのは、個人でビジネスを行っている人もみんながみんな全て熱意にあふれて常に行動しているわけではないということです。

 

 むしろ今私が受けているビジネスセミナーのトップの方も含め、のんびりした気質の方も多くいる印象です。もちろんのんびり=腰が重いとも少し違うのですが…

 

 人によって行動力の上げ方は様々あると思いますが、私なりのポイントの1つは最初の一歩に気を使うことです。

 

 メンタリティの話というか物理的な話でもそうなのですが、止まった物が動き始める瞬間が最もエネルギーを使います。

 

 案外動きはじめてしまえばころころ転がるようにと次々先へ進んでいってしまうものです。この認識が大事です。

 

 私の事例で言えばそもそも新しい生き方を考えるエネルギーすらなく日々を過ごしていた中で、コロナ禍で将来の不安という大きな圧がかかったことでビジネスの世界に足を踏み入れたという経緯があります。

 

 ちょっと乱暴な最初の一歩ですが、このように大きな刺激を与えるのも一つの手です。一種のショック療法ですね。

 

 とはいえ狙って大きな刺激を自分に与えられるかと言うと難しいかも知れません。そういった場合は、スタートに必要なエネルギーを小さくする努力をしてみるのも手です。

 

 物理的なイメージで言えば動かさないといけない大きな塊があったとしてそれを少しずつ削って行くような感じです。

 

 例えばビジネスを始めるにあたって開業届を税務署に提出したり場合によっては口座を開設する必要があるわけですが、それを準備から申請まで一日でやろうとすると相当大変です。

 

 税務署や銀行等を巡らなくてはいけませんし、申請書類の準備が煩雑です。

 

 それらを一気にやろうと思っているとどんどん腰が重くなるので、今日はとりあえず申請書のダウンロードと記入、その次出かけるついでに提出だけといった形で自分の中で最小限度動ける範囲での準備を重ね、それで良いと思うことが大事です。

 

 そうすることで転がりはじめのエネルギーを小さくしてしまえば動き出しのきっかけもそう大きくなくて良いですし、止まってしまった後の再起動も容易いのです。

 

 以上のように行動というものを物を動かすことに重ね合わせて考える事でやる気が出ない時のアプローチを考える事が出来るようになります。

 

 大きな刺激を与えるか、重量を減らすか、そして動き出したら転がるものだと認識することで行動力のマネジメントが容易くなるはずです。是非試してみてください。