福岡大学1年生の山形愛羽選手が、土井杏南選手が持っていた11秒43(+1.8)を更新する11秒41(+1.7)を学生個人選手権で樹立しました。

 

昨年のインターハイ・国体覇者で昨年は11秒50(+1.4)がベスト、今年は4月に11秒46(+1.5)に自己ベストを更新し、そして今回今年2回目の自己ベスト更新でU20日本記録となりました。

 

山形選手のデータを取ると、良い時と今ひとつの時が一目瞭然になっています。

 

昨年までは、1~16歩を3秒を切る高速ピッチを最初から最後までほぼ同じリズムで駆け抜けるイメージの選手でした。

 

今年は、良いタイムを出す時は16~21歩でしっかりピッチアップ出来ており、今ひとつの時は全くピッチアップが出来ないデータになっています。

 

 

今回のタイムは無風換算11秒52です。

 

日本女子短距離陣には全員無風11秒前半でリレーメンバーが組めるようになって欲しいと思っています。

 

日本女子短距離陣を引っ張っていく存在になる可能性がある選手だけに、ここからさらなる飛躍を期待しています。